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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2025年6月25日のヘッドライン
- 「インフレ米価」前週比3桁の値下がり。
6月第2週のスーパー店頭価格は、5㎏256円安の3,920円。
下落の勢いが加速しているので、入札備蓄米も市場放出されやすく。
このまま在庫を持ち続けても市場価値を失うばかり。
- 物価・賃金対応を明記した骨太方針2025を評価 <松本日医会長>
日本医師会の松本吉郎会長は6月18日の定例記者会見で、13日に閣議決定された「骨太の方針2025」に言及、社会保障関係費について「物価・賃金対応分を加算するという足し算の論理となったこと」を高く評価し、「来年度診療報酬改定に向け期待できる書きぶり」「医療・介護界が他産業の賃上げに追いつくためにも、診療報酬で手当することが基本となる」などと述べた。自公維「3党合意」については「OTC類似薬の保険給付の在り方の見直し」に対し懸念を表明。OTC類似薬を保険適用から除外した場合、病医院での処置に用いる薬剤や薬剤の処方、在宅医療での薬剤使用に影響する」「経済性に過度に偏った政策を推進することは許されない」と述べた。
◎参考サイト:YouTube日医公式チャンネル
- 骨太方針で「地域医療の維持に希望が見えてきた」 <四病協>
日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会、日本精神病院協会で構成される四病院団体協議会(四病協)は6月17日、「骨太の方針 2025」を評価するコメントを発表した。コメントでは、高齢化による増加分に経済・物価動向に相当する増加分の加算が明記されたことについて「地域医療の維持に希望が見えてきました」「四病協を含めた多くの医療関係団体もさまざまな情報を積極的に発信したことが今回の結果につながった」としている。また、この閣議決定が次回の診療報酬改定に確実に反映されるようこれからも着実に活動を継続していく決意を表明した。
◎参考サイト:骨太の方針2025に関する四病院団体協議会からのコメント【PDF】※日本医療法人協会のサイト
(公開日 : 2025年06月25日)