オベリスク F/U
Obelisk フォローアップ
≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2025年7月17日のヘッドライン
- 黒船来航の攘夷時代と重なる外国人問題、各党が競って参院選の論点に。
当時解放を求めたアメリカが今や攘夷の国に。好き嫌いはあろうが、攘夷主義で成功した国はない。ヘイトすればヘイトされる。
この単純な原則が支配する。ホモサピエンスは皆一つの遺伝子だ。
- メロペネム、バンコマイシンの国産化を厚労省に要望 <日本化学療法学会など>
7月4日、日本化学療法学会、日本感染症学会、日本環境感染学会、日本臨床微生物学会の4学会は、すでに原薬の国産化が始まっているβラクタム系抗菌薬に加えて、メロペネムとバンコマイシンについても国産化するよう、要望書を厚生労働省に提出したと発表した。メロペネムは出発原料の100%、最終原薬の90%を海外に依存している。国内原薬の製造設備は老朽化しており、当該会社が原薬供給を断念した場合は、100%海外(中国)依存になるという。バンコマイシンは出発原料、最終原薬ともに海外2社(中国、ハンガリー)に限定されており、要望書では「昨今の世界の政情不安を踏まえると、供給が途絶するリスクがある」としている。
◎参考サイト:メロペネム、バンコマイシンの原薬国産化に関する要望書の提出について
- 頸動脈用ステントをクラスⅠ・自主回収 <ボストン・サイエンティフィック社>
厚生労働省は7月8日、ボストン・サイエンティフィック社が頸動脈用ステントを自主回収に着手した旨、東京都から情報提供されたことを明らかにした。同社が製造販売した「頸動脈用 ウォールステント モノレール」について、ガイドワイヤールーメンの寸法が規格値を下回っているとの報告を受けたため、同社では当該製品の一部ロットを自主回収することを決定したという。回収クラス分類はクラスⅠ(重篤な健康被害又は死亡の原因となり得る状況)。現在までに国内外で重篤な健康被害が発生したとの報告はない。回収対象数量は1,847本。納入施設数は医療機関757施設、特約店141施設(うち、都内医療機関は82施設)。
◎参考サイト:報道発表資料
(公開日 : 2025年07月17日)