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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2025年8月5日のヘッドライン
- 最低賃金の目安決定。
全国平均1,118円、前年比63円増加、常勤換算1人当たり年収額は約2,013万円、前年増加額は11万44円程度。
今後各都道府県ごとの最低賃金が定められ10月頃から適用される。
医療機関のコスト増にはそれなりの影響。あらかじめの備えが必要。
- 「痛み」は音で伝播する可能性を示す <東京理科大>
東京理科大学は7月18日、マウスにおいて、「痛み」が超音波により伝播する可能性を明らかにしたと発表した。研究チームはまず、尾を動脈クリップで挟み痛み反応中のマウスの鳴き声を録音。その周波数を分析し、20kHz以上の超音波部分のみを取り出し「サウンドストレス」を作製した。次に、痛みを与えていない別のマウスに、このサウンドストレスを80dbで4時間、防音ボックス内で曝露させた。その結果、翌日と3日後に、痛覚が明らかに過敏になっていること、炎症関連遺伝子が上昇していることが確認され、ロキソプロフェンなどを投与すると、痛覚過敏は有意に改善した。これにより、超音波によるサウンドストレスは脳内に炎症を引き起こし、痛覚過敏になるだけでなく、炎症性の疼痛を悪化させ、治療を困難にする一因であることがわかった。研究チームでは、「脳炎症を引き起こし、痛みや回復を悪化させるストレス音から解放された医療環境の重要性を強調している」とし、今後、さらに研究を重ねることで、ストレス性(心理的、感情面)の痛みの理解と、音の面からストレスや環境刺激の低減につなげるといった、科学的根拠に基づく新たな痛みの管理治療戦略の開発を導くことが期待されるとしている。
◎参考サイト:ニュース&イベント
- 地域医薬品提供体制強化に向け、アクションリストを公開 <日本薬剤師会>
日本薬剤師会は7月17日、各地域で限られた資源を有効かつ適切に活用し、地域住民に必要な薬剤師サービスを継続的に提供していくための「地域医薬品提供体制強化のためのアクションリスト」を公表した。その名のとおり、地域の当事者(地域薬剤師会・薬局)目線での具体的な取組事項を、取組のステップごとに「アクション」として定めたうえで、「地域薬剤師会の取組事項」「薬局の取組事項」としてまとめたもの。アクションは次の6つが挙げられている。▼地域における薬局機能の把握(リスト化)・地域での活用▼地域の医薬品情報の把握・共有▼地域の医療体制と薬局機能の分析・課題発掘及び対応策の検討(地域/場面ごと)▼休日・夜間における医薬品提供体制の構築・強化▼在宅医療における医薬品提供体制の強化▼離島・へき地、薬局がない地域への対応。
◎参考サイト:地域医薬品提供体制強化のためのアクションリストについて
(公開日 : 2025年08月05日)

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