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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2025年8月14日のヘッドライン
- 健康保険証の維持に、行政・保険者・医療機関、懸命のパッチワーク作業。
2026年3月までは何とか切れ目なく受診のメド。
しかし、エネルギーと資金には限りがある。そもそもの原因は、任意のものを強制化しようとした矛盾リスク。この解決は歴史的にも極めて困難。
行政のクラウド化という大局的目標にも多大な悪影響。そろそろ現実的解決を図るべき時期。
- 2026年度概算要求に向けた要望を発表 <松本日医会長>
日本医師会の松本吉郎会長は8月6日の記者会見で、2026年度予算概算要求に向けた日医としての要望事項として、▼地域医療への予算確保▼医療DXの適切な推進のための予算確保▼医薬品の安定供給のための予算確保の3つ挙げた。「地域医療への予算確保」では、地域医療介護総合確保基金の拡充と新たな予算措置、現行予算の大幅な増額を求めた。「医療DXの適切な推進のための予算確保」では、医療DX導入・維持やサイバーセキュリティ対策費用の支援などを求めた。「医薬品の安定供給のための予算確保」では、製造能力の強化や後発医薬品産業の構造改革に対する支援を要望している。また松本会長は、賃金上昇、物価高騰への対応として、まずは国庫補助での適切な機動的対応の必要性を強調。そのうえで診療報酬改定により安定的な財源を確保すべきとの考えを示した。改定財源については、「医療費のどこかを削って捻出する方法では、医療機関の経営改善には全くつながない。純粋な財源、いわゆる真水の加算が必要」と述べた。
◎参考サイト:日医on-line YouTube 日医公式チャンネル
- ウゴービ、マンジャロなど肥満治療薬にイレウスの副作用など追加を要請 <厚生労働省>
厚生労働省は7月30日、日本製薬団体連合会に対し、「使用上の注意」の改訂と医薬関係者への情報提供が必要な医薬品について通知した。薬効分類別5種類のうち冒頭に挙げられたのが、肥満治療薬。以下の医薬品については、副作用としてイレウスが追加され、「腹部手術の既往又はイレウスの既往のある患者は、腸閉塞を含むイレウスを起こすおそれがある」「高度の便秘、腹部膨満、持続する腹痛、嘔吐等の異常が認められた場合には投与を注視」等の文言を追加するよう求めている。▼セマグルチド(遺伝子組換え)(商品名:ウゴービ、オゼンビック、リベルサス)▼チルゼパチド(商品名:ゼップバウンド、マンジャロ)▼インスリン グラルギン(遺伝子組換え)・リキシセナチド(商品名:ソリクア)。その他、抗がん剤ペムブロリズマブ(商品名:キイトルーダ)の重大な副作用として、血管炎が追加されるなどしている。
◎参考サイト:「使用上の注意」の改訂について【PDF】
(公開日 : 2025年08月14日)

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