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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2025年8月22日のヘッドライン
- 日本の医療の根幹、国立大学病院に経営リスク。
全42病院のうち7割が2024年度経常赤字。トータルの赤字額は285億円。
2023年度も60億円の赤字。
ただ、2021年度は国立大学病院全体で単年度約700億円の黒字をあげており、今のところ過去の蓄積で2023年度、2024年度の穴埋めは可能。
ただし、2025年度も大幅赤字の見込みという。
国の社会保障予算が縮減するなか、生産性の向上施策が必要。
- AIを活用した需要予測モデルの運用を開始 <武田薬品>
武田薬品は8月4日、国内の製造・供給部門において、AIを活用した新たな需要予測モデルの運用を開始したと発表した。従来の需要予測モデルは、過去実績に基づく統計と担当者の知見を組み合わせたものだったが、AI導入により、膨大なデータの非線形な傾向や複雑な相関関係も捉えられるようになり、より高精度かつ網羅的な予測を行うことが可能になるという。当面は、AIが学習可能な十分な過去データが存在し、かつ出荷頻度の高い製品を対象に、AIによる需要予測を実施する。今後、データの蓄積が進めば、より幅広い製品群へと対象を拡大していく予定だ。
◎参考サイト:ニュース
- 生成AIを活用した業務改善を推進 <生和会グループ>
全国で40箇所以上の病院・施設などを展開する生和会グループ(本部・山口県周南市)は7月29日、生成AIを活用した業務改善を推進する方針を発表した。まずは関西圏にある9つのリハビリテーション病院による「AI業務改善委員会」を発足。既存の業務フローを精査し、「AIでは対応が難しい業務」と「AIで代替・支援できる業務」を切り分けたうえで、優先度の高い案件から順次PoC(概念実証)を実施するという。グループのDX・AI推進部門であるSDX研究所が、蓄積された知見を共有するとともに、医療従事者にはハードルの高いプロンプト設計やデータ整備を担うことで、現場とのシナジーを最大化する。なおSDX研究所は、院内で生成AIを正しく安全に利用するため、グループ共通の「生成AI使用ガイドライン」も策定している。
◎参考サイト:プレスリリース SDX研究所
(公開日 : 2025年08月22日)

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