2025年12月10日のヘッドライン

• 野党、衆院政治改革等特別委員会で法案の先入れ先出し譲らず。
  高市首相も議案の順番に口出ししないとフォロー。
  会期3日目にして、国会議員定数削減法案時間切れの壁。
  国民にとっては、自民・維新の連立の本質を視る絶好のチャンス。
  維新吉村代表は、SNSへの併行議論投稿のパフォーマンス。
  


• 診療報酬改定セミナーの受講者を募集中 ＜公私病連＞
  全国公私病院連盟は、第36回診療報酬請求事務セミナーの受講者を募集中だ。セミナーは、3月27日～4月30日にオンデマンド配信される。ASK梓診療報酬研究所の中林梓代表取締役が「2026年度診療報酬改定のポイントと経営対応」について、リンクアップラボの酒井麻由美代表取締役は「精神科関連の2026年度診療報酬改定内容と対応策」と題して講演する。動画は、同一施設内であれば期間中、何人でも視聴できるが、録画のため、質疑応答ができない。資料はPDFで配付する。
  費用は、全国自治体病院協議会／全国公立病院連盟／全国厚生農業協同組合連合会／日本赤十字社病院長連盟／全国済生会病院長会／岡山県病院協会／日本私立病院協会／日本公的病院精神科協会に加盟している病院（会員病院）は1施設につき1万1,000円。非会員病院は1施設1万3,200円（いずれも税込）。視聴期間の終了日まで申し込み・振り込みできる。
  ◎参考サイト：セミナー開催のご案内
  


• 2024年度の赤字病院割合61.0％、過去20年で最悪の水準 ＜帝国データバンク＞
  2024年度の民間病院約900法人のうち、営業赤字となった病院の割合は61.0％で、前年度より6.2ポイント増加、過去20年で最悪の水準となったことが、帝国データバンクが12月4日に発表した、全国「病院経営」動向調査（2024年度）で明らかになった。地域別にみると（病院本部の所在地）、最も営業赤字の割合が高いのは「四国」（72.3％）で、全体の7割を占めた。次いで「北陸」（71.7％）、「北海道」（64.9％）、「九州」（63.8％）と続いた。最も低いのは「中部」（49.3％）で、5割を下回る水準だった。また、倒産（経営破綻）のリスクが高まる「債務超過（自己資本がマイナス）」の割合は13.6％を占め、2023年度（9.9％）から3.7ポイントもの増加を示した。帝国データバンクでは、「2024年度は診療報酬が+0.88％のプラス改定となった一方、コロナ関連補助金の終了、人件費や光熱費、医療材料費などのコスト上昇ペースが上回り、結果的に収益は増えても利益が減る『増収減益』に陥った病院が多く見られた」としている。
  ◎参考サイト：全国「病院経営」動向調査（2024年度）