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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2025年12月26日のヘッドライン
- 医療費の財源に患者の自己負担拡大路線ますます強化。
OTC類似薬の給付はずし2027年3月から。
追加負担で保健診療に残る品目は77品目。
財源額などの明示なし。小さな政府論の維新の主導力大きく。
- ビッグデータで睡眠パターンと労働生産性との関連を検証 <筑波大学>
筑波⼤学は12月11日、睡眠パターンと労働生産性との関連を検証した研究結果を公表した。筑波大国際統合睡眠医科学研究機構の研究グループは、⽇本においてスマートフォンの睡眠アプリを利⽤している就業者の男⼥約8万⼈を対象に、アプリの利⽤記録から、総睡眠時間、寝つきまでの時間(⼊眠潜時)、夜間の中途覚醒の割合、体内時計のタイプ(クロノタイプ)、平⽇と休⽇の睡眠リズムのずれ(社会的時差ぼけ)などの情報を抽出し、質問票回答で得られたプレセンティーイズムスコアとの関係を検討した。その結果、睡眠時間が短すぎても⻑すぎても労働⽣産性が低下する「U字型の関係」が見られた。また、寝つきの悪さや中途覚醒の多さ、社会的時差が⼤きい⼈ほどパフォーマンスが下がる傾向が認められた。さらにAI解析を⽤いて、似たような睡眠の特徴を持つ⼈をグループ化したところ、5つのタイプ(健康的な睡眠/⻑時間睡眠/断⽚的睡眠/不眠傾向型/社会的時差ぼけ型)に分類され、このうち「社会的時差ぼけ型」と「不眠傾向型」で、特に労働⽣産性の低下が顕著だった。研究グループでは今回の結果について、「スマートフォンアプリによって就業者の睡眠状態を把握し、仕事中のパフォーマンス低下を予測できる可能性を⽰すものであり、個⼈に合わせた睡眠改善や職場環境づくりへの応⽤が期待される」としている。
◎参考サイト:TSUKUBA JOURNAL
- OTC緊急避妊薬、来年2月に発売 <第一三共ヘルスケア>
第一三共ヘルスケアは12月19日、日本初のOTC緊急避妊薬「ノルレボ」を、2026年2月2日に発売すると発表した。医療用「ノルレボ錠1.5mg」と同一成分が同量配合され、緊急避妊薬(アフターピル)が処方箋なしで薬局やドラッグストアで購入できるようになる。緊急避妊薬に関する研修を修了した薬剤師による販売可否確認が必要だが、厚労省は同日、研修を修了した薬剤師が行う登録申請に、新たに「産婦人科医との連携方法」に関する設問を追加している。
◎参考サイト:プレスリリース 緊急避妊薬を販売する薬局・店舗販売業の店舗における近隣の産婦人科医等との連携体制の構築について
(その2)【PDF
(公開日 : 2025年12月26日)

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