会計力 F/U ご案内
絵でつかむ会計力リーダー養成講座 フォローアップ
≪決算書の簡易診断≫
上場している様々な企業の決算書の簡易診断結果を提供しています。
フォローアップ(決算書の簡易診断)のご案内
1.フォローアップのご案内
「絵でつかむ会計力リーダー養成講座」で学習したように、黒字健全経営を舵取る全ての事業共通の羅針盤は会計力です。本講座では会計の歴史と本質を学び、会計力のマスターに挑戦しました。 このアフターフォローではマスターした会計力に更なる磨きをかけるための材料として、上場している様々な企業の決算書の簡易診断結果を毎月1回提供していきます。
2.簡易診断について
一般公開されている決算書の内容をもとに、次の4つのチェックポイントから簡易的に診断しています。
- 債務超過に陥っていないか?
- 営業利益・経常利益は黒字か?
- 損益分岐点比率は100%を下回っているか?
- 現・預金残高は月商(ひと月の売上高)の1.5ヶ月分あるか?
上記チェックポイントは自社(自院)の1次スクーリングとしても使えますので、診断の手始めにご活用ください。
3.各チェックポイントの判断方法・基準について
- 財務状態が健全かどうかみてみよう。貸借対照表(B/S)の資産と負債を比較し、資産>負債となっていればひとまずOKだ。
- 損益計算書で、本業の基礎収益力を示す「営業利益」と当期の正常収益力である「経常利益」をみて、企業が収益をあげているかチェックしよう。
- 損益計算書から損益分岐点比率を求め、貢献利益による固定費回収パワーを調べよう。90%超えていれば危険水準だ。少しの売り上げダウンで赤字に転落する。経営体質改善が必要だ。
- 黒字でも資金が底を尽きれば倒産だ。手元の現・預金残高と月商を比較して、十分な資金を確保しているかチェックしよう。
4.他の指標も併せた診断することが重要
簡易診断だけで十分に診断が行える訳ではありません。各チェックポイントの本質を理解したうえで、その他の指標も併せて判断を行うことが重要です。
本講座受講者は、簡易診断を足掛かりに自身で決算書の分析にチャレンジしてみてください。
配信内容に興味を持たれた方、会計力をマスターしたいと思われた方は、是非受講をご検討ください。
(公開日 : 2019年07月25日)