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≪決算書の簡易診断≫
上場している様々な企業の決算書の簡易診断結果を提供しています。

決算書の簡易診断 NO.1 日本調剤株式会社

日本調剤 簡易B/S、P/L

【決算書の簡易診断とは】

実在する企業の決算書(主に貸借対照表と損益計算書)の中身を4つのチェックポイントから簡易的に経営診断したものです。各チェックポイントを独自の判断により「優」「良」「可」「不可」の4段階で評価しています。

簡易診断結果は十分な経営分析ではありません。参考としてご覧ください。


【チェックポイント1】債務超過に陥っていないか?

  1. 2019年度3月期時点の負債純資産合計は1,786億7,700万円。
  2. そのうち、負債合計は1,376億400万円、自己資本(純資産)は410億7,300万円。
  3. 負債合計より負債純資産合計の方が大きいので債務超過には陥っていない。
  4. 自己資本比率は23.0%。
評価「可」

【チェックポイント2】営業利益・経常利益は黒字か?

  1. 当期の本業の基礎収益力を表す営業利益は67億3,300万円の黒字。
  2. 当期の正常収益力を表す経常利益は60億7,700万円の黒字。
  3. 売上高営業利益率は2.7%、売上高経常利益率は2.5%。
評価「可」

【チェックポイント3】損益分岐点比率は100%を下回っているか?

  1. 損益分岐点比率=貢献利益÷固定費=420÷359=85.5% とまずまずの水準。
評価「可」

【チェックポイント4】現・預金残高は月商(ひと月の売上高)の1.5ヶ月分あるか?

  1. 運転資金や手形の不渡りなどの不時に備えた手元現預金月商倍率は1.46ヶ月[=299÷(2,457÷12)]。
  2. 判断基準値1.5ヶ月を下回っており、若干のキャッシュ不足。
評価「可」

【総合評価】

  1. 財務状態、経営成績ともに危険水域ではなく、まずまずの水準。
評価「可」

【その他】

この企業は調剤薬局のチェーンです。貢献利益率は17.0%(=420÷2,457)とあります。これは医療機関に置き換えると、薬価差益がおよそ17.0%あるということです。自院と比較してどうでしょうか。



会計の本質的な部分を理解し、貸借対照表と損益計算書の中身を読み解く力をつけることで、より詳細な分析を行うことができます。「絵でつかむ会計力リーダー養成講座」をまだ受講されていない方は是非ご検討ください。