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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2019年12月26日のヘッドライン

  • 低~中等度の飲酒でもがん罹患リスク5%増 <東京大学大学院>
    東京大学大学院医学系研究科・医学部は12月9日、低~中等度の飲酒でもがん罹患リスクを高めるとする論文を米医学誌「Cancer」に発表した。飲酒量(単位)に飲酒期間(年)を掛けたものを飲酒指数(drink-year)と定義し、非飲酒群に対する飲酒群(10 drink-year時点)のがん罹患のオッズ比を算出。がん全体のオッズ比は1.05。各種がん別では、食道がん(1.45)、喉頭がん(1.22)、子宮頸部がん(1.12)、口唇・口腔及び咽頭(1.10)と続く。
    ◎参考サイト:低~中等度の飲酒もがん罹患のリスクを高める(東京大学大学院医学系研究科・医学部)※PDF

  • 終末期患者の蘇生中止 本人の意向を優先 <東京消防庁>
    東京消防庁は、救急搬送時に心肺蘇生を望まない終末期患者への対応について蘇生中止の判断基準を12月16日から運用している。蘇生中止は、ACP(人生会議)が行われている成人で心肺停止状態であること・傷病者が人生の最終段階にあること・傷病者本人が心肺蘇生の実施を望まないこと・傷病者本人の意思決定に際し想定された症状と現在の症状とが合致することが条件となる。
    ◎参考サイト:心肺蘇生を望まない傷病者への対応について(東京消防庁)

(公開日 : 2019年12月26日)