2020年4月13日のヘッドライン

• 新型肺炎COVID-19　東京・富山等、院内感染相次ぐ
  医療従事者の感染者数 世界で2万2千人超。WHO把握済を発表。
  世界の感染者182万4千人超、死者11万２千人超。中国外の感染者発生国192ヶ国。


• 「がん情報サービス」で全臨床試験情報が検索可能に　＜国立がん研究センター＞
  3月27日、国立がん研究センターは、ウェブサイト「がん情報サービス」において、国内で実施されたがんに関する全臨床試験情報を検索できるようになったと発表した。同サービスにjRCT（臨床研究実施計画・研究概要公開システム）のデータを追加することで実現した。最近、がん患者やその家族などが、標準治療実施後のさらなる選択肢を探すため臨床試験情報を収集することが増えており、同センターでは、その一助になるとしている。
  ◎参考サイト：プレスリリース(国立がん研究センター)


• アルツハイマー抑制に既存薬が有効　＜福井大学＞
  福井大学の研究チームは3月30日の記者会見で、くも膜下出血や緑内障の治療に使われている「ROCK阻害薬」が、アルツハイマー病の原因物質の蓄積を抑えるとする研究成果を発表した。同薬をアルツハイマー病のマウスに投与したところ、神経細胞死を引き起こすタウたんぱくのリン酸化が抑制されたという。今後は、臨床試験を実施し、予防・治療薬としての実用化を目指す考えだ。