マネジメントを考える十ヵ条シリーズ No.5
倶楽部オベリスク(eアカデミア)で毎月配信中のマネジメントに役立つヒント十ヵ条の一部を公開しています。
[MG10]No.5 経営者の条件を考えるヒント十ヵ条
(執筆者)俯瞰マネジメント研究会 | 中村十念
マネジメントを考える十ヵ条シリーズ(MG10)とは 保険診療市場の縮減・働き手の減少などで、医療市場の先行きは厳しいサバイバル競争です。生き残りのために必要なことは「考える」こと。倶楽部オベリスクのeアカデミアコースでは”考えるためのヒント”を提供しています。三人寄れば文殊の知恵です。当サイトではその一部を公開しています。もしご興味がございましたら、是非倶楽部オベリスクのeアカデミアコースへご加入ください。 |
1.経営者はトップリーダーである。リーダーとは部下のある人のことを言う。部下は黙っていては集まらない。積極的に募集しなくてはならぬ。部下の募集のためのメッセージをミッションという。
WHOは健康を「病気や病弱でないだけでなく、肉体的・精神的・社会的に完全に良好な状態であること」と定義して、活動の方向を定めた。
これがWHOのミッションである。これに応じて世界約200ヶ国・地域が参加している。
経営者の条件の第一は、ミッションを物語り、言語化することである。
2.事業の基盤は信用である。信用の獲得にはエビデンスが必須である。エビデンスの代表が事業ビジョン・経営計画である。
事業ビジョンはミッションを
WHOで言えば、「予防接種の普及・食生活の改善・体育指導・医療・医療保険」などである。環境の変化を俯瞰した市場の動向等を含め、年度をまたがった長期構想として示されることが多い。経営計画は、原則として各年度ごとの、計学の知識とスキルに則った数値プランである。
これらは信用の獲得のために行われるのであるから開示を前提とし、資金調達等の重要なツールとなる。
3.事業の要は人である。「人は石垣、人は城」である。ミッションだけで人を引っ張れるのは長くて3年。その後は・・・続きをご覧になりたい方は「倶楽部オベリスク」のeアカデミアコースにご入会下さい。