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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2020年8月13日のヘッドライン
- 備えよ次に。ワクチン 各国青田買い
内定契約横行。安全性確認不十分ながら製薬メーカー 一人勝ち。
米欧系、中国系激突。ロシアも参入。 - オンライン健康医療サービスを提供開始 <ヘルスケアテクノロジーズ株式会社>
ソフトバンク傘下のヘルスケアテクノロジーズ株式会社は7月29日、オンライン健康医療相談サービス「HELPO(へルポ)」の提供を開始した。スマートフォンアプリを通じて、同社に所属する医師、看護師、薬剤師などに24時間365日健康に関する相談をチャット形式で行うことができる「オンライン健康医療相談」や、アプリ上の地図から条件に合う病院や診療所を簡単に検索できる「病院検索」、提携するドラッグストアから一般用医薬品や健康食品などを購入できるECサイト「ヘルスモール」を実装する。当面、東京都23区内の法人や自治体を対象とするが、順次拡大する方針という。
◎参考サイト:プレスリリース <ソフトバンク> - 若年性認知症の有病率、10万人当たり50.9人と推計 <東京都健康長寿医療センター>
東京都健康長寿医療センターは7月27日、2017-2019年度に実施した若年性認知症に関する調査の結果を公表した。北海道、東京、大阪など12都道府県の医療機関や介護事業所、相談機関など16,848施設を対象に調べた結果、18-64歳の人口10万人あたりの若年性認知症の有病率は50.9人、総数は3.57万人と推計された。原因疾患別では、アルツハイマー型認知症(52.6%)が最も多く、血管性認知症(17.1%)、前頭側頭型認知症(9.4%)と続いた。このことについて同センターは、血管性認知症が最多を占めた前回調査(2006-08年度)と比較したうえで、「若年性のアルツハイマー型認知症や前頭側頭型認知症に対する国民の意識の高まり」、「変性型認知症に対する医療機関の診断精度の向上」を理由に挙げた。
◎参考サイト:プレスリリース <東京都健康長寿医療センター>
(公開日 : 2020年08月13日)