2020年10月28日のヘッドライン

• 備えよ、次に。中国で桁外れのPCR検査。
  カシュガル（新疆ウイグル自治区）450万人。北京市1,000万人、青島市1,000万人等。
  疾病予防管理センターの専門家は「必要ない、コストが高すぎるが、市民と官僚が安心しない」と理由を説明。


• 医療施設に対し、オンライン面会の実施検討を要請 ＜厚生労働省＞
  厚生労働省は10月15日、「医療施設等における感染拡大防止のための留意点について（その2）」を、都道府県、保健所設置市、特別区に発出、管内医療機関へのさまざまな感染防止策の周知を求めた。その中で入院患者の面会のあり方に言及。感染経路の遮断という観点から一定の制限を設けるなど、従来の方針を改めて示すとともに、「オンライン面会の実施等も考えられるので、検討すること」としている。また、新型コロナウイルス接触感染アプリ（COCOA）の活用について、職員に周知を行うこととしている。
  ◎参考サイト：医療施設等における感染防止拡大のための留意点について（その2）【PDF】　※日本病院会のサイト


• オンライン診療、かかりつけ医機能を基軸に推進を ＜中川日医会長＞
  日本医師会の中川会長は10月14日の定例記者会見で、オンライン診療に関する三大臣の合意を受けて日医としての考えを表明した。田村厚労相、河野規制革相、平井IT政策担当相は10月8日、安全性・信頼性をベースに初診を含めたオンライン診療を原則解禁することで合意したが、中川会長はこれを評価したうえで、その推進に当たってはかかりつけ医機能を基軸とすべきとの考えを示した。またオンライン診療は、医療機関へのアクセスが制限されている場合に、対面診療を補完するもの、という従来の考えに変わりはないことも強調した。
  ◎参考サイト：日医on-line