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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2020年12月16日のヘッドライン
- 備えよ、次に
Withコロナ、12月のコロナ死者数月半ばで500人超す。
ひと月で1,000人超の可能性も。
過去最大は5月の477人。
年代別には、60歳以上が9割超。
過去1.45%以下だった感染者数に占める致死率も、全国平均で1.46%と上昇傾向。 - 高2生の4%が親族などの介護に当たる <埼玉県調べ>
埼玉県は11月25日、「埼玉県ケアラー支援計画のためのヤングケアラー実態調査」の結果を公表した。高齢や身体・精神障害により援助を必要とする親族などに対し、日常生活上の世話や援助を行う18歳未満の「ヤングケアラー」に関する調査で、今年7月から9月にかけて実施。県内の高校2年生48,261人から回答を得た。 それによると、回答者の4%に当たる1,969人が現在、もしくは過去においてヤングケアラーだった。これらヤングケアラーに介護が生活に与える影響を聞いたところ、「特に影響がない」が42%を占めた一方で、「孤独を感じる」(19%)、「ストレスを感じる」(17%)、「勉強の時間が十分に取れない」(10%)などの回答も見られた。望むサービスとしては、「特にない」が最多で38.2%。以下、「困った時に相談できるスタッフや場所」(16.0%)、「信頼して見守ってくれる大人」(14.5%)、「宿題や勉強のサポート」(13.2%)と続く。
◎参考サイト:埼玉県 ケアラー支援計画のためのヤングケアラー実態調査結果【PDF】 - COVID-19診療の手引き 第4版を公表 <厚労省・新型コロナウイルス感染症対策推進本部>
厚生労働省・新型コロナウイルス感染症対策推進本部は12月4日付で、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第4版」の周知を求める事務連絡を都道府県などに発出した。臨床像として新たに、COVID-19症例の経時的なCT画像所見をパターン化した解説を加えたほか、薬物療法としては、レムデシビルとトシリズマブの記載を更新。レムデシビルについては、改善例とともに、投与群と非投与群との改善に有意差がないという報告も記載、「今後も効果については十分な検証が必要」としている。また、院内感染対策として「死後のケア」を新規に記載。「適切に感染対策を行いながら、病室で別れの時間を設けることもできる」とした。
◎参考サイト:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第4版【PDF】
◎参考サイト:事務連絡「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第4版」の周知について【PDF】
(公開日 : 2020年12月16日)