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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2021年1月7日のヘッドライン
- 備えよ、次に。Withコロナ、2日連続で全都道府県で新規感染者確認
感染さらに拡大6,000人超。
ワクチン効果も長期戦か。イギリス接種開始後1ヶ月で130万人受けるも、感染状況改善したとの実感なしとの報道。 - シクレソニド、COVID-19患者への効果認めず <国際医療研>
国立国際医療研究センターは昨年12月23日、気管支ぜん息薬・シクレソニド(商品名オルベスコ)について、新型コロナウイルス感染症患者への効果が認められなかったとする、臨床研究の結果を公表した。
肺炎のない軽症患者90名に対し、シクレソニドを投与する群と対症療法のみを行う群に無作為に振り分けて比較したところ、肺炎増悪率は、投与群39%(41例中16例)/対症療法群19%(48例中9例)であり、対症療法群と比べてシクレソニド吸入剤投与群の方が、有意に肺炎増悪が多いと結論されるとしている。
◎参考サイト:プレスリリース - マンモグラフィ検査、集団検診で医師の立ち合い不要に <社保審・医療部会>
社会保障審議会・医療部会は昨年12月25日、乳がんの集団検診におけるマンモグラフィ(乳房エックス線)検査で医師の立ち合いを不要とすることを認めた。令和2年地方分権改革に関する提案募集に対する地方からの提案に盛り込まれていたもので、検診の実施回数を増やし、がん検診の受診率を向上させることが狙い。
ただ、胸部エックス線検査と同様、医療安全上の配慮から、診療放射線技師が医師の立ち会いなくマンモグラフィ検査を実施する場合は、以下の4点に留意することとした。
・事前に責任医師の明確な指示を得ること
・緊急時や必要時に医師に確認できる連絡体制の整備
・必要な機器・設備、撮影時や緊急時のマニュアルの整備
・機器の日常点検等の管理体制、従事者の教育・研修体制の整備
◎参考サイト:第77回社会保障審議会医療部会(オンライン会議)・資料
(公開日 : 2021年01月07日)