2021年2月18日のヘッドライン

• 備えよ、次に。Withコロナ、右手にワクチン、左手に五輪
  政府 どちらもか細い綱渡り。
  減らないコロナ死者数、身内問題が足を引っ張る。


• 「新型コロナ第2波の主流は重症化しにくい変異株」解析結果を公表 ＜慶大など研究チーム＞
  慶應義塾大学医学部臨床遺伝学センターなどの研究チームは2月2日、日本における新型コロナウイルス感染症について、昨年初夏から秋口にかけての「第2波」では、重症化しにくい変異ウイルスが主流だったとの解析結果を発表した。昨年9月までの慶大病院の臨床データ・ウィルスゲノムデータ・生化学実験データを統合し解析したところ、メインプロテアーゼ酵素に変異のある特定の株が急速に増えたという。そして、この変異株に罹患した患者は、酸素投与を要するなど重症化する割合が、非変異株に感染した患者に比べ4分の１程度だった。この変異株は、昨年9月以降のデータ解析では消退傾向にあり、再び非変異株が主流になっていることから、研究チームでは「今は気を抜くべき時ではない」としている。
  ◎参考サイト：慶大医学部臨床遺伝学センター・新型コロナウイルスゲノム解析
  ◎参考サイト：Pro108Ser mutant of SARS-CoV-2 3CLpro reduces the enzymatic activity and ameliorates COVID-19 severity in Japan (medRxiv 2021/02/02)
  


• 高齢者施設の感染制御を担うチーム、都道府県に編成求める ＜厚生労働省＞
  厚生労働省は2月10日付の事務連絡で、高齢者施設などの新型コロナウイルス感染症の感染抑止などを担う「都道府県感染制御・業務継続支援チーム」を3月末までに編成するよう都道府県等に要請した。
  事務連絡では、感染制御と業務継続の両面に係る支援が可能な専門の支援チームを形成し、感染が一例でも確認された場合に、早期に電話等による相談を行い、必要に応じて専門家等の派遣を行うことが有効としている。
  ◎参考サイト：高齢者施設等における感染制御及び業務継続の支援のための都道府県における体制整備や人材確保等に係る支援について【PDF】