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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2021年4月26日のヘッドライン
- やり切ろうワクチン。Postコロナ。進まぬワクチン接種、国がリーダーシップ意欲。
国営の大規模集中接種会場検討へ。1日1万人規模で、東京と大阪に。
新たに最低飛行機2機分(400万回分)のワクチン確保が前提か。 - オンラインの診療サービスと服薬指導システムが連携開始 <日本調剤(株)・(株)MICIN>
日本調剤株式会社は4月12日、自社開発のオンライン服薬指導システム「日本調剤 オンライン薬局サービス」と株式会社MICIN(マイシン)のオンライン診療サービス「curon(クロン)」(以下、クロン)との連携を同日、開始したことを公表した。患者さまはクロンでオンライン診療を予約する際、日本調剤グループの薬局を選択することができ、オンライン診療後にはスムーズに「日本調剤 オンライン薬局サービス」へ遷移、オンライン服薬指導を予約することができるという。
◎参考サイト:プレスリリース
- 砂糖の取りすぎによる脂質代謝異常発症の機序に新パラダイムの可能性 <名古屋大学>
名古屋大学は3月26日、砂糖の取りすぎによる脂質代謝異常(脂肪肝、脂質異常症)は、腸内環境の変化が原因とする研究結果を発表した。同大の研究グループは、ラットを、炭水化物を与えたグループとショ糖を与えたグループに分け、その腸内細菌叢を調査。その結果、ショ糖を取りすぎたグループのラットでは、大腸の腸内細菌叢に変化がもたらされたという。また腸内細菌を抗生物質で処理することにより、この変化が、脂肪肝や脂質異常症の原因であることを突き止めたとしている。この結果から研究グループは、腸内細菌によってつくられた何らかの因子が肝臓に作用して脂質代謝異常を起こすという機序が考えられるとし、これは、「フルクトースが肝臓に流れ込むことが脂質異常代謝の原因」とする、これまでの常識(旧パラダイム)を崩す、新パラダイムであるとしている。そして、腸内環境を整えることができれば、砂糖の取りすぎによる脂質代謝異常やメタボを予防できる可能性もあるとの指摘もしている。
◎参考サイト:研究教育成果情報【PDF】
(公開日 : 2021年04月26日)