ICT初級講座 F/U NO.23
メディカルICTリーダー養成講座【初級】フォローアップ
≪サイバー用語紹介≫
ICT関連文書等を読み解くために必要な各種用語を解説します。
2021年5月の用語紹介
違法に複製されたソフトウェアを不特定多数の人間に配布する行為。インストール時に必要なシリアル番号をソフトウェアと一緒に配布したり、ソフトウェアを改造してプロテクトを無力化したうえで配布する。このような方法で配布されるソフトウェア自体を Warez と呼ぶこともある。
◎インデックス:W
閲覧するだけでWebブラウザやシステムが使用不能となるような、悪意のあるHTMLコード、スクリプト、プログラム等をWebページに埋め込んだものをいう。Webブラウザのセキュリティホールを悪用してシステムを異常終了させたり、無限に新規ウインドウを生成し制御不能にしたりする。 予防のためには、ブラウザの不要な機能を使用しない設定にするとともに、セキュリティホールを放置しないことが重要である。しかし、完全な予防は困難なため、掲示板等に掲載された内容不明なリンクを不用意にクリックしないよう注意すべきである。
◎インデックス:ぶ
音声や画像等のデータにメッセージを埋め込んで隠す技術。第三者に見られても単なる画像や音声のデータとしてしか認識されず、メッセージの存在には気付かれない。暗号化は第三者にメッセージが解読されないことが目的であるのに対して、ステガノグラフィーはメッセージの存在そのものを隠すために使われる。
◎インデックス:す
何度もメールを送りつけるなど、ネットワークを利用してしつこくつきまとう者をいう。掲示板を使って誹謗中傷をしたり、なんらかの手段で住所などを割り出して物理的なストーカー行為に発展することもある。
◎インデックス:ね
犯罪の立証のための電磁的記録の解析技術及びその手続のこと。コンピュータ、通信機器及び携帯電話機などのデータが対象となる。一般的には、コンピュータなどにおけるインシデント対応や内部監査等に関する証拠保全、分析技術及び手続き全般を指す場合もある。
◎インデックス:で
出典:「用語集」(警察庁 @police)
https://www.npa.go.jp/cyberpolice/words/index.html
(公開日 : 2021年05月01日)