2021年5月20日のヘッドライン

• やり切ろうワクチン、Postコロナ。国営大規模ワクチン接種センター
  欠陥システム問題 公益性を巡るメディア同士の論争に飛び火。
  防衛省システムは芦屋市システムのパクリと東京新聞指摘。


• 新型コロナワクチン接種後の健康調査結果を公表 ＜国立国際医療研究センター＞
  国立国際医療研究センターは5月12日、新型コロナウイルスワクチン（ファイザー社コミナティ筋注）を接種した同センター職員・関係者を対象とした健康観察の結果公表した。それによると、日常生活に支障のある症状は、第1回より第2回接種後に多く報告され、特に増えた症状は、発熱（2.4%→36.2%）、倦怠感（7.6%→52.0%）、頭痛（5.5%→34.8%）、悪寒（1.1%→29.5%）、関節痛（1.7%→25.7%）などだった。ただ、第1回、第2回ともに、接種4日目までに症状はほとんど消失している。性・年齢別では、第1回、第2回ともに、男性より女性のほうが、また若い年齢層のほうが症状が多い傾向が見られた。また、接種日翌日が休日でない、水・木曜日に接種した回答者に絞って集計すると、半日以上仕事を休んだ回答者の割合は、第1回接種後では1.4%であったのに対し、第2回接種後は23.8%に上昇していた。
  ◎参考サイト：新型コロナワクチン接種後の職員を対象とした健康観察について（速報）
  


• 供給量不足が懸念されるおたふくかぜワクチン、1回目の接種を優先 ＜予防接種推進専門家協議会＞
  予防接種推進専門協議会は5月10日、2回の接種が推奨されているおたふくかぜワクチンについて、1回目の接種を優先するよう、医療機関に呼びかけた。おたふくかぜワクチンは、製造元の一つである武田薬品工業で、製造工程の逸脱により出荷止めが行われており、供給量不足が懸念されている。今回の呼びかけは、こうした状況を受けたもの。同ワクチンの出荷再開時期は10月末になる見込みという。
  ◎参考サイト：予防接種推進専門協議会からのお願い【PDF】