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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2021年8月3日のヘッドライン

  • やり切ろうワクチン。考えよう、Postコロナ。7月末高齢者ワクチン2回接種者、思わぬ低着地。
    フィナーレ効果上がらず。8月1日分も込で2,688万人。
    対象者の4分の1が未完了では「希望者全員」にほど遠く。
    今度は8月末の「全国民の4割」目指して、期待される政府の指導力。

  • アトピー性皮膚炎発症、特に多いのは10~12月生まれ <山梨大学>
    7月14日、山梨大学エコチル調査甲信ユニットセンターの研究チームは、子どもの生まれ月とアトピー性皮膚炎発症率との関係を調べた結果を公表した。約10万人の子どもを対象としたエコチル調査(子どもの健康と環境に関する全国調査)の結果を解析したところ、秋から冬、特に10~12月生まれの子どものアトピー性皮膚炎発症率がもっとも高く、逆に 4~6月生まれの子どもの発症率は低かったという。海外では、秋から冬に生まれた子どものアトピー性皮膚炎発症率が高いことが報告されているが、同様の傾向が日本でも大規模なデータで科学的に確かめられたことになる。同チームでは「どのような環境がアトピー性皮膚炎発症に関与しているかについて、さらなる研究が待たれる」としている。
    ◎参考サイト:プレスリリース【PDF】

  • 高齢者、スポーツ観戦する者はしない者よりうつのリスク3割低く ≪筑波大学≫
    筑波大学は先ごろ、スポーツ観戦をする高齢者はうつのリスクが低くなるとする調査結果を公表した。調査は「日本老年学的評価研究」(JAGES)の一環として2019年に全国60市町村の21,317人の高齢者を対象とし実施。「直接現地」と「テレビ・インターネット」でスポーツを観戦する頻度を尋ね、うつ傾向との関連を調べた結果、自身が運動・スポーツを日ごろ実践しているかどうかに関わらず、何らかのスポーツを現地で月1回~年数回観戦している、あるいはテレビ・インターネットで毎週観戦している高齢者は、全く観戦していない人に比べてうつ傾向のリスクが約3割低いことが確認されたという。さらに、観戦している人ほど地域に愛着や信頼を持っていたり、友人との関りが豊かであったりすることによって、うつ傾向のリスクの低下がもたらされている可能性が示された。
    ◎参考サイト:プレスリリース【PDF】

(公開日 : 2021年08月03日)
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