2021年8月10日のヘッドライン

• やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。高齢者2回目接種率8月5日で80％到達。
  人数は2,840万人。4月12日から約4ヶ月で。 伸び悩む高齢者以外の一般接種。一日当たり接種回数、50万回到達せず。
  首相発言の「一億回接種」のうち、6,000万回は高齢者分。


• NFLD、NASHを簡便に診断するソフトを開発 ＜大阪府済生会吹田病院＞
  大阪府済生会吹田病院の岡上武名誉院長は7月9日、NAFLDやNASHを簡便に診断するソフトを開発したと発表した。患者と健康な人、約400人分のデータをもとに体重や中性脂肪の値など12項目と病気との関係を人工知能で分析した結果を基に作成したアルゴリズムにより、診断したい患者のデータを入力することで、NAFLDやNASHを高い精度で診断できるようになったという。岡上名誉院長は「今後、この検査法が実用化されれば、針生検による肝生検が不要となることで、侵襲がなく、医療費の抑制にもつながることが期待される」としている。
  ◎参考サイト：記者発表会動画【YouTube】
  


• 在宅酸素療法の火災事故、10カ月間で88件発生、うち死亡が5件 ＜厚生労働省＞
  厚生労働省は7月26日、日本産業・医療ガス協会がまとめた在宅酸素療法に関する重篤な健康被害事例を公表した。それによると、2020年7月から2021年4月までの10カ月間、88件の火災が発生。原因は喫煙が35件（39.8％）と最多で、以下、不明34件（38.6％）、その他（ストーブ、線香、台所、ろうそく等）12件（13.6％）、漏電7件（8.0％）となっているが、酸素供給装置が直接の原因となった事例はない。88件のうち死亡事例は5件、重症（火傷）が1件だった。
  ◎参考サイト：プレスリリース