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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2021年10月14日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。この1週間の職域接種76万回。
うち2回目が71万回とほとんど。1回目は4回目とフィナーレモード。
除く職域での国民全体の直近一日当たり接種回数は42万回と大ブレーキ。
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- 新型コロナ「後遺症外来」を7医療機関に設置 <埼玉県>
埼玉県は10月6日、埼玉県医師会と協力し、新型コロナウイルス感染症の「後遺症外来」を、埼玉医大病院やさいたま赤十字病院など県内7医療機関に設けたことを明らかにした。対象となるのは、新型コロナに感染後、療養期間が終了したにもかかわらず、症状が慢性化、もしくは新たに出現した人。対象者はまず、チェックシート(県のホームページに掲載)で症状を確認。その結果、後遺症の可能性がある場合はかかりつけ医を受診し、専門的な診療が必要と判断されれば、症状に応じ呼吸器科や精神科、皮膚科、耳鼻咽喉科などの「後遺症外来」に紹介される仕組み。7医療機関は症例を集め、県医師会が取りまとめる。その症例集を他の医療機関に提供し、新型コロナ後遺症の診療ができる医療機関を広げていくという。
◎参考サイト:埼玉県新型コロナ後遺症外来について
- インフルエンザ予防接種を推奨する声明発表 <日本感染症学会>
日本感染症学会は9月29日、今冬に向けてインフルエンザワクチンの積極的な接種を推奨する声明を発表した。声明は、インドやバングラデシュなどアジアの亜熱帯地域において2020年後半~2021年夏季にインフルエンザの流行が認められたこと、前シーズン、インフルエンザ罹患者がきわめて少数であり、社会全体の集団免疫が形成されていないことを踏まえ、「2021~2022 年シーズンにおいても、インフルエンザワクチンの積極的な接種を推奨する」としている。声明はまた、COVID-19 は今秋以降も多くの新規患者が発⽣することが予想される中、ワクチンで予防できる疾患については接種を行い、医療機関への受診を抑制して医療現場の負担を軽減することも重要であるとしている。
◎参考サイト:2021-2022年シーズンにおけるインフルエンザワクチン接種に関する考え方
(公開日 : 2021年10月14日)