オベリスク F/U
会員制倶楽部オベリスク フォローアップ
≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2021年11月9日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。全国民ワクチン接種1回目、一日7万人まで減速。
2回目も26万人。完済者は9,300万人、接種率73.7%。
感染症評価基準や入国管理等を含めゆるゆる傾向、せめてブースター接種を急ぐべし。
———————————————————–
◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- 事務職の採用、8割の病院がハローワークを活用 ≪エムステージ調べ≫
エムステージは10月25日、「病院事務職の中途採用」に関するアンケート調査結果を公表した。調査は8月から9月にかけて実施され、106病院から回答を得た。それによると、病院事務職の採用手法について、88件(83%)の医療機関がハローワークを活用。以下、「自院ホームページへの掲載」71件(67%)、「求人媒体への掲載」69件(65%)、「人材紹介サービス利用」55件(52%)、「院内スタッフからの紹介」48件(45%)、「その他」2件(2%)の順だった。事務職採用での課題・悩みについては、最も多かったのが「採用活動にコストをかけられない」が55件(52%)。以下、「医師・看護師など専門職採用の優先度が高く、事務職採用は後回しになっている」30件(28%)、「採用しても短期で辞めてしまう」20件(19%)、「どの採用方法を利用すべきか分からない」6件(6%)という結果だった。「特に課題・悩みはない」の回答は12件(11%)、その他の回答では、スキルや経験が豊富な人材獲得の難しさを挙げる意見が多く見られた。
◎参考サイト:プレスリリース
- 精神疾患で労災認定受けた自殺者、半数が発病から6日以内に死亡 ≪厚労省・過労死白書≫
厚生労働省は10月26日、「過労死等防止対策白書」を公表した。今回の白書では、2012年度~17年度に精神障害で労災認定された事案のうち、自殺事案497件の分析結果も掲載している。それによると、発病から死亡までの日数は、最多は「6日以下」で、235件と約半数を占める。また全体の6割以上に当たる318件では、医療機関を受診していなかった。発症に影響したと見られる具体的出来事別(複数該当あり)では、「仕事内容・仕事量の(大きな)変化を生じさせる出来事があった」177件、「2週間以上にわたって連続勤務を行った」109 件、「上司とのトラブルがあった」92件、「極度の長時間労働」88件、「恒常的な長時間労働」201件などとなっている。
◎参考サイト:令和3年版過労死等防止対策白書
(公開日 : 2021年11月09日)