中医協ウォッチ NO.117
≪診療報酬関連ニュース≫
中央社会保険医療協議会(中医協)をはじめとし、関連部会や分科会、経済財政諮問会議、財政制度等審議会などにおける診療報酬関連の審議内容を配信しています。
2022年2月9日審議
- オンラインによる初診の「初診料」は251点に決定
2022年度診療報酬改定で、初診をオンラインで行った場合の「初診料」は、触診・打診・聴診ができない点などを考慮し、対面診療の場合よりも低い、251点に設定される。「再診料」と「外来診療料」は、対面の場合とほぼ同等の73点に決まった。 - 「地域医療体制確保加算」は620点へ100点増額
次期診療報酬改定で、救急医の処遇改善を目的とした「地域医療体制確保加算」は、現在の520点から620点に大幅に増額。周産期医療や小児救急医療の実施施設の場合は、年間救急搬送件数が1,000件以上であることや関連点数の届出などを施設基準で求める。