ICT初級講座 F/U NO.33
メディカルICTリーダー養成講座【初級】フォローアップ
≪サイバー用語紹介≫
ICT関連文書等を読み解くために必要な各種用語を解説します。
2022年3月の用語紹介
- ウォー・ドライビング(War Driving)
オフィス街などを自動車で移動しながら、セキュリティの設定が不十分な無線LANのアクセスポイントを探す行為。見つかったアクセスポイントを利用してLANに侵入したり、インターネットへの接続の踏み台にしたりする。 対策としては、ESS-ID のANY接続を拒否する、WEP や WPA で暗号化しキーを設定する、端末ごとの MACアドレスで制限をかけ、あらかじめ登録されているコンピュータからの接続しか許可しない、などがある。
◎インデックス:う - アクセスログ(アクセス履歴)
コンピュータが利用された事実を示すデータ。いつ(日時)、誰(ID)が、どこから( IPアドレス)、どのサービスを利用したかが記録されており、不正にコンピュータが利用された場合に犯人を探す手掛かりとなる。
◎インデックス:あ - クラッキング (クラッカー)
コンピュータに不正に侵入し、システムやデータを破壊、改ざんする行為。またその行為を行う者をクラッカーという。
◎インデックス:く - キーロガー(keylogger)
コンピュータへのキー入力をすべて記録し、その内容をファイルに保存したり外部に送信したりするツール。例えば、インターネットカフェや公共の場所に設置されているパソコンにインストールされていると、ユーザの情報が盗み取られることがある。
◎インデックス:き - ハッカー
コンピュータやネットワークに非常に詳しい人のことをいう。それらの知識を悪用して不正アクセスや破壊行為を行うクラッカーと同じ意味で使用されることもある。
◎インデックス:は - スパイウェア
コンピュータ利用者のIPアドレスや Web の閲覧履歴等の個人情報を、ひそかに収集して外部へ送信するプログラムのこと。広告やマーケティングのためにデータを集めるものが多い。他のソフトウェアと共に配布、インストールされるため、利用者はインストールされたことに気づきにくい。一般のウイルス対策ソフトでは検出されない場合も多く、その発見と駆除には専用のスパイウェア対策ソフトが用いられる。
◎インデックス:す - バナーチェック
サーバで動作しているサービスに接続して、その応答メッセージ(バナー)を確認すること。バナーからは、使用しているソフトウェアの種類やバージョンを推測できる。クラッカーはバナーチェックを悪用して、サーバの脆弱性を調査することがある。
◎インデックス:ば
出典:「用語集」(警察庁 @police)
https://www.npa.go.jp/cyberpolice/words/index.html
(公開日 : 2022年03月01日)