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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2022年4月12日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。中国ゼロコロナ戦略変質か。
全面都市封鎖全員から、選択的封鎖へ。
上海の感染拡大に堪り兼ね。地方幹部の処分相次ぐとの報道。
12日の日本の一日当たり死者数は、34人と最低水準。
直近の一日当たりブースター接種者数は46万人とこちらも最低水準。
累計者数は57,547,225人。接種率45.4%。
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- 眼科領域初のバイスペシフィック抗体「バビースモ」製造販売承認を取得 <中外製薬>
3月28日中外製薬は、眼科領域では初となる、2種類の異なる抗原と結合できるバイスペシフィック抗体「バビースモ」が、中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性(nAMD)および糖尿病黄斑浮腫(DME)に対し製造販売承認を取得したことを発表した。バビースモは、血管内皮増殖因子-A(VEGF-A)およびアンジオポエチン-2(Ang-2)の働きを阻害する抗VEGF/抗Ang-2バイスペシフィック抗体。眼内注射剤の第III相臨床試験において、最長16週間隔の持続性を達成した。中外製薬は今後、同薬がいち早く治療に役立つよう、発売に向けて準備を進めていくとしている。
◎参考サイト:中外製薬プレスリリース
- オミクロン株の中和抗体保有率、従来株、デルタ株に比べ低下 <横浜市立大学>
3月30日横浜市立大学は、同大学院データサイエンス研究科 ヘルスデータサイエンス専攻 後藤温教授らの研究グループが、2022年1月30日から2月28日に実施した横浜市の一般市民における新型コロナウイルス抗体価に関する調査結果を報告した。調査は、20~74歳の横浜市民から無作為抽出され、研究に参加した1,277名を対象に、新型コロナウイルスに対する2種類(SP抗体とNP抗体)の抗体価を測定。その結果、中和抗体の保有率は、従来株に対しては約87%、デルタ株には約74%、オミクロン株BA.1には約28%、オミクロン株BA.2に対しても約28%であった。この結果から、集団におけるオミクロン株に対する中和抗体保有率が28%にとどまっていたことが、第6波の感染拡大が生じた理由の一つと考えられると指摘している。
◎参考サイト:横浜市立大学 横浜市一般市民における新型コロナウイルス抗体価に関する調査報告
(公開日 : 2022年04月12日)