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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2022年5月26日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。おまけのはずが突然主役に。マイナに保険証一本化。
財務・厚労了承からの同日挟み打ち。
透けて見える税と保険の財政一元化。国家公務員共済で安全性と有効性の実験を。
コロナ前々日の死亡者43人。一日当たり3回目接種者は24万人。
累計者数は73,555,243人。接種率58.1%。
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- デルタ株の特徴が追加された国内由来オミクロン株BA.2系統、市中感染事例を初確認 <東京医科歯科大>
東京医科歯科大学は5月2日、新型コロナウイルスデルタ株の特徴が追加された国内由来オミクロン株BA.2系統の市中感染事例を初めて確認したと発表した。2022年1月初旬から4月中旬までの患者116名由来のウイルス全ゲノム解析の結果、判明したもの。4月中旬のBA.2系統から、デルタ株の特徴変異部位・L452に新たな変異を有するBA.2系統を確認。当該患者に海外渡航歴はなく、市中感染事例と判断した。なお当該患者はワクチン追加接種(3回目接種)済で、軽症例だという。
◎参考サイト:プレスリリース
- オミクロンBA.2株の病原性はBA.1株と同程度と判明 <東京大学医科学研究所、国立国際医療研究センター他>
5月16日、東京大学医科学研究所ウイルス感染部門の河岡義裕特任教授らの研究グループは、患者から分離したBA.2株の性状を新型コロナウイル感染症の動物モデル(マウス、ハムスター)を用いて評価した結果を発表した。それによると、オミクロンBA.2株を感染させた動物では、体重減少と呼吸器症状の悪化がみられないなど、その病原性は従来株よりも低く、昨年12月から今年2月にかけて流行していたBA .1系統のオミクロン株と同程度であることが明らかとなった。
また、抗体薬のカシリビマブ・イムデビマブ、チキサゲビマブ・シルガビマブ、ソトロビマブは、BA.2株を感染させたハムスターの肺における増殖を抑制し、抗ウイルス薬のモルヌピラビル(メルク)、ニルマトレルビル(ファイザー)、S-217622(塩野義)は、BA.2株を感染させたハムスターの肺における増殖を抑制することが明らかとなった。
◎参考サイト:東京大学医科学研究所プレスリリース
(公開日 : 2022年05月26日)