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メディカルICTリーダー養成講座【初級】フォローアップ
≪サイバー用語紹介≫
ICT関連文書等を読み解くために必要な各種用語を解説します。
2022年7月の用語紹介
Computer Emergency Response Teamの略(サート)。組織等においてセキュリティインシデントに対応する活動を行う体制のこと。CSIRTともいう(CSIRTを参照)。
◎インデックス:C
Computer Security Incident Response Teamの略(シーサート)。企業や行政機関等において、情報システム等にセキュリティ上の問題が発生していないか監視するとともに、万が一問題が発生した場合にその原因解析や影響範囲の調査等を行う体制のこと。
◎インデックス:C
Ceptoar Council’s Capability for Cyber Targeted Attack Protectionの略(シータップ)。セプターカウンシルにおける標的型攻撃に関する情報共有体制。重要インフラサービスへの攻撃の未然防止、もしくは被害低減、サービスの維持、早期復旧を容易にすることを目的として、2012年12月に運用を開始した。
◎インデックス:C
Certified Information Systems Security Professionalの略。非営利組織である(ISC)2(International Information Systems Security Certification Consortium:アイエスシー・スクエア)が認定を行っている国際的に認められた情報セキュリティ・プロフェッショナル認証資格のこと。
◎インデックス:C
Chief Information Security Officerの略。最高情報セキュリティ責任者。企業や行政機関等において情報システムやネットワークの情報セキュリティ、機密情報や個人情報の管理等を統括する責任者のこと。なお、「政府CISO」は内閣サイバーセキュリティセンター長である。
◎インデックス:C
Cyber/Physical Security Frameworkの略。「サイバー・フィジカル・セキュリティ対策フレームワーク」を参照。
◎インデックス:C
サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させることにより実現される「Society5.0」における新たなサプライチェーン(バリュークリエイションプロセス)全体のサイバーセキュリティ確保を目的として、産業に求められるセキュリティ対策の全体像を整理したもの。経済産業省に設置した産業サイバーセキュリティ研究会WG1の下で検討を進め、2019年4月にVersion 1.0を策定。
◎インデックス:さ
Control System Security Centerの略。技術研究組合制御システムセキュリティセンター。重要インフラの制御システムのセキュリティを確保するため、研究開発、国際標準化活動、認証、人材育成、普及啓発、各システムのセキュリティ検証等を担う。2012年3月設立。
◎インデックス:C
CYber incident Mobile Assistance Teamの略(サイマット)。我が国の機関等において大規模なサイバー攻撃等により政府として一体となって迅速・的確に対応すべき事態等が発生した際に、機関の壁を越えて連携し、被害拡大防止等について機動的な支援を行うため、2012年6月に内閣官房に設置した体制のこと。
◎インデックス:C
出典:内閣サイバーセキュリティセンター サイバーセキュリティ2021 用語集
https://www.nisc.go.jp/pdf/policy/kihon-s/cs2021.pdf
(公開日 : 2022年07月01日)