2022年9月28日のヘッドライン

• 在宅医療・介護従事者の半数が、暴力・ハラスメントを受けた経験あり ＜埼玉県＞
  埼玉県は9月15日、在宅医療・介護従事者を対象に実施した、患者・利用者・家族などから受けた暴力・ハラスメントに関するアンケート調査の結果を公表した。今年１月、在宅医療に携わっていた医師が殺害された事件を受け、3～7月に実施したもので、医師・歯科医師、薬剤師、看護師、介護支援専門員、訪問介護員など665人から回答を得た。それによると、「患者・利用者・家族から暴力・ハラスメントを受けたことがある」との回答は337人、全体の50.7％で、内訳は、精神的な暴力（脅迫など）が52.0％、セクハラ28.0％、身体的な暴力20.0％だった。また、この337人のうち11.3％が、「暴力により生命の危険を感じたことがある」と答えた。暴力・ハラスメントの発生する恐れが高い患者・利用者への対応として行っている対策としては、「複数人で対応」「担当者の交代等、人間関係を固定化させない」などが挙げられた。今後必要な対策としては、「基本方針を定め、従事者及び利用者・家族に周知する」「マニュアルを定め、従事者が対応できるようにする」などが多かった。
  ◎参考サイト：在宅医療・介護の現場における暴力・ハラスメント対策の実態に関するアンケート結果について【PDF】
  


• 医療・福祉関係のランサムウェア被害件数、今年上半期で9件 ＜警察庁＞
  9月15日、警察庁は今年上半期(1～6月)のランサムウェアによる被害件数は114件で、うち9件が医療・福祉関係であることを明らかにした。医療・福祉関係は、昨年１年間の件数（7件）をすでに上回り、全体の被害件数も146件だった昨年に迫る勢いとなっている。
  ◎参考サイト：令和4年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について【PDF】
  

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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン