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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2024年3月12日のヘッドライン

  • 健康第一、換気・うがい・手洗いで。訪問介護事業、経営、大手黒字、中小赤字と二極化。
    数では36%の事業者が赤字経営。一方 平均利益率は7.8/%の黒字。
    訪問介護報酬は値下げの方針。中小の事業者には倒産組も。

  • 2022年度の健保医療費、前年度比6.5%増で5兆円超に <健保連>
    2022年度、健保組合医療費の総額は5兆1,261億円で、対前年度比6.5%・3,129億円の増加となったことが、健保連が2月22日に公表した健保組合医療費の動向調査で明らかになった。診療区分別では、訪問看護が13.6%と大きく増加、次いで、医科入院外11.9%、調剤6.3%、歯科計1.8%となっている。医科入院は0.3%の減少となった。疾病分類別の医科医療費の構成割合は、新生物11.7%、呼吸器系疾患10.8%、内分泌・栄養・代謝疾患9.2%、循環器系疾患8.9%、新型コロナ関連等7.6%となっており、上位5疾患で全体の48.3%を占める。加入者1人当たり医療費は、新生物1万6,970 円、呼吸器系疾患1万5,692円、内分泌・栄養・代謝疾患1万3,393円の順だった。
    ◎参考サイト:令和4年度 健保組合医療費の動向に関する調査【PDF】

  • 人工子宮で着床を再現、不妊治療法開発に光 <東北大>
    東北大学は2月26日、同大と熊本大、東京大、東京医科歯科大らの研究グループが、ヒト子宮内膜細胞を用いて、生体子宮内膜組織と空間的配置や構成細胞が類似した子宮内膜オルガノイドモデルの作製に成功したと発表した。また、このモデルとヒト胚性幹(ES)細胞を用いて、胚着床を培養皿上で再現する胎児―母体アセンブロイドを世界で初めて作成し、着床の各段階を再現することにも成功。さらに、ヒト胚から派生する胎盤細胞と子宮内膜間質細胞が融合することを確認し、着床過程で胎盤の細胞と母体の細胞が融合し得ることを世界で初めて示した。この成果について東北大では、「着床の瞬間を視覚化する新たなモデルとして、着床機序の解明や不妊治療法の開発のための有用なプラットフォームとなることが期待される」としている。
    ◎参考サイト:プレスリリース

(公開日 : 2024年03月12日)
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