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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2024年4月11日のヘッドライン
- 謎の政府基金、残高16.6兆円。それも2022年末の古い数字。
基金とは何ぞや。国民の理解は得られていない。
運用失敗の基金の一部を少子化対策の財源に廻すだけで、支援金徴収など不要。
求むメディアの基金明快解説。
- 小林製薬製造の紅麹を摂食した患者、必要ならば無症状でも診察を <厚労省>
小林製薬が製造した紅麹を含む健康食品等を喫食した患者で、無症状ではあるが喫食歴等から医師が必要と判断した場合には、検査等も含む診療について診療報酬の算定が認められる。厚労省が、3月29日付、2024年度診療報酬改定の疑義解釈(その65)で示したもの。都道府県等に対しては、当該製品を喫食し何らかの不安がある市民から相談を受けた場合は、明らかな異常がなくても、医療機関等の受診を案内するよう求める事務連絡を、同日付で発出している。
◎参考サイト:疑義解釈資料の送付について【PDF】
- 紅麹配合サプリの健康被害で中間調査結果を公表 <日本腎臓学会>
小林製薬の紅麹配合サプリメントによる健康被害問題で、日本腎臓学会は4月1日、被害が確認された47人の中間調査結果を発表した。主な特徴は以下のとおり。▼患者は30歳代から70歳代までで、40歳~69歳が約9割を占める▼初受診日は2023年11月以降で、1月以降の受診が約8割を占める▼初診時の主訴は半数以上の症例で倦怠感や食思不振、尿の異常、腎機能障害。約17%は腹部症状や体重減少を訴えている▼発熱や嘔吐、頻尿、浮腫や体重増加は比較的少ない▼検査データ異常としてはFanconi症候群を疑う所見が目立っている――。なお、47例中、透析療法を必要としたのは2症例、ステロイド治療を行ったのが4分の1など。低カリウム血症に対するカリウム補充や代謝性アシドーシスに対する重曹投与など電解質異常に対する補正をされている症例も多くみられる。
◎参考サイト:ニュース&トピックス
(公開日 : 2024年04月11日)