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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2024年4月23日のヘッドライン
- 保険制度別の後発品使用割合、医師国保は低調
厚生労働省は4月12日、2023年9月診療分について、保険者別の後発医薬品の使用割合(数量シェア)を公表した。医師国保組合について見ると、沖縄県医師国保が80.6%でトップ。以下、群馬県78.6%、岩手県77.1%、佐賀県75.8%などが続く。一方、低かったのは高知県55.5%、鳥取県59.8%、宮崎県61.9%などの医師国保だった。これら3県の医師国保は、160ある国保組合の中でももっとも低く、その他の医師国保も概ね下位を占めている。ちなみに16ある薬剤師国保組合では、長崎県の86.6%が最高で、愛知県の75.8%が最低だった。
◎参考サイト:保険者別後発品使用割合
- 怒りは紙に書いて捨てる <名古屋大>
名古屋大学は4月4日、同大学院情報学研究科の研究グループが新たに発見した、「怒りを抑制する方法」を公表した。研究グループは、実験参加者に文書を書かせ、それに低い評価を与えることで怒りを生じさせた。その後、怒りを感じたときの状況を客観的に紙に書かせた後に、その紙を丸めてゴミ箱に捨てると、侮辱される前と同程度まで「怒り得点」(怒りを表す5つの形容詞を主観的に評価する方法)が低下した一方、書いた紙を捨てずに保持した参加者の怒りはそれほど下がらなかったことを確認した。ゴミ箱に捨てる代わりにシュレッダーで裁断しても怒りは減少したが、箱に入れただけでは減少しなかったという。研究グループでは「この手法を応用することで、職場や家庭で簡単に怒りを抑制できるようになることが期待されます」としている。
◎参考サイト:プレスリリース
(公開日 : 2024年04月23日)