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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2019年8月9日のヘッドライン

  • 大手チェーン薬局 処方箋なしの医療用医薬品販売が相次いで発覚 <ウエルシア薬局・ツルハドラッグ>
    千葉県は7月7日、処方箋なしで向精神薬などの医療用医薬品36種を販売していたウエルシア薬局ユーカリが丘店」(千葉県佐倉市)に対し、19日間の業務停止命令を出しました。
    同様の事例はツルハ薬局でも発覚。北海道小樽市の「ツルハドラッグ小樽店」が医師の処方箋がない患者に医療用医薬品を販売したとの報道に対し、株式会社ツルハホールディングスは7月26日、その事実を確認したと発表しました。その理由として同社では、「特定の医療機関が長期間休診する際、患者の容態悪化を防ぐため事前に医師から指示を受けた」とし、休診明けに医師から処方箋をもらうことを条件に「緊急避難的に販売したもの」としています。

  • 「高血圧ゼロのまち」モデルタウン公募へ <日本高血圧学会>
    日本高血圧学会は「高血圧ゼロのまち」のモデルタウンの公募を実施しています。
    4300万人と推計される日本の高血圧患者を10年間で700万人減らすという「日本高血圧学会みらい医療計画」の一環として行うものです。自治体主導で全住民または特定の対象者に対し、血圧測定、健診受診勧奨、生活指導介入などを実施し、同学会の専門医がアドバイザーとして参加しますが、学会として自治体に対する資金提供は行わないとのことです。プロジェクトの活動期間は2019年以降、3~5年間としています。
    ◎参考サイト:高血圧ゼロのまち

(公開日 : 2019年08月09日)