2020年2月21日のヘッドライン

• 新型コロナウイルス治療で抗HIV薬の臨床試験を準備　＜国立国際医療研究センター＞
  新型コロナウイルス感染症の治療薬として、抗HIV薬の臨床試験開始に向け国立国際医療研究センターを中心に準備が進められている。菅官房長官が2月18日の記者会見で明らかにした。同センターでは2月5日、30代の中国人女性患者にロピナビルとリトナビルの配合剤を投与したところ解熱したことを明らかにしている。


• 新規開業の医師に、在宅医療などを求める　＜岡山県＞
  岡山県は、先ごろ「外来医療に係る医療提供体制計画」の素案をまとめた。計画は、診療所を新たに開業する医師に対し、在宅医療や夜間・休日診療など地域で不足している機能を担うことを求めるもの。従わない場合、診療所名を公表することも示されている。
  都道府県は、外来医療機能の偏在是正をめざし19年度中に外来医療計画を策定・公表する必要があり、それに基づき20年度から取り組みを始める。厚労省では外来医療計画について「医師の開業を、強制力をもって制限するものではない」との立場を示している。


• 新型肺炎COVID-19　欧州メディア　クルーズ船隔離批判、日本政府は適正主張。
  中国本土の感染者７万４千人超、死者2,233人に。中国外の感染者発生国28ヶ国。