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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2021年5月13日のヘッドライン
- やり切ろうワクチン、Postコロナ。ファイザー製 変異株に効果か
2回接種で、7種の変異株に対し9割の人が抗体。 横浜市立大研究チームが発表。 - コロナ重点医療機関への看護職員派遣、派遣元への補助単価を引き上げ <厚生労働省>
厚生労働省は4月23日付の事務連絡で、新型コロナウイルス感染症の重症患者の治療に当たる「重点医療機関」に看護職員を派遣する場合、1人1時間当たり8,280円を上限とした補助を行うことを明らかにした。これまでの5,250円から1.5倍に引き上げられた。DMAT・DPAT等医療チームを重点医療機関に派遣する場合の看護職員への補助も同様。いずれの場合も、「派遣元医療機関においては、補助基準額の引き上げ分を活用して、派遣される看護職員の処遇に配慮するよう留意すること」としている。
◎参考サイト:令和3年度新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業(医療分)の実施に当たっての取扱いについて【PDF】
- コロナ罹患の介護施設継続入所者に対する往診の取扱いを明確化 <厚生労働省>
厚生労働省は4月30日付の事務連絡で、介護施設(介護医療院、介護老人保健施設、介護老人福祉施設、地域密着型介護老人福祉施設)入所中に新型コロナウイルス感染症に罹患したが、医療提供体制の逼迫により転院できない継続入所者に対する、配置医師や併設医療機関医師が往診を行う場合の診療報酬上の取扱いを明らかにした。
事務連絡では、「初・再診料」や「往診料」は算定できないが、「緊急往診加算」や「院内トリアージ実施料」(1回300点)の算定は可能とし、また、継続入所患者に「酸素療法に関する指導管理」を行った場合は、在宅酸素療法指導管理料の「2 その他の場合」(2400 点)を算定できることを明確にした。
◎参考サイト:新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取扱いについて(その43)【PDF】
(公開日 : 2021年05月13日)