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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2021年8月5日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。目を疑う、全国2回目ワクチン接種者数の一気の増加。
2日3,800万人から3日は4,000万人へ。一日で200万人増。
8月中5,000万人達成は楽勝か。官邸発表による。 - 医療のひっ迫度合いに応じ、変異株保有者も含め新型コロナ患者の同室入院を認める <厚生労働省>
厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症患者が入院する場合、デルタ株など変異株感染者も含め、患者同士を同室にして差し支えないとする考えを7月30日付の事務連絡で示した。異なる系統のウイルスによる共感染事例の報告は稀であるとする、国立感染症研究所の分析を踏まえたもの。ただし、この措置は「医療のひっ迫度合い等に応じて」とられるもので、事務連絡では「新型コロナウイルス感染症の患者全てについて個室管理が可能な自治体では、引き続き個室管理をお願いします」としている。
◎参考サイト:デルタ株の感染者等の入院措置の運用について(再周知)【PDF】
- 新型コロナワクチン接種後の急性心筋炎と急性心膜炎に関し声明 <日本循環器学会>
日本循環器学会は7月21日、新型コロナウイルスワクチン接種後の急性心筋炎と急性心膜炎に関する声明を発表した。声明は現時点での状況を踏まえ、ワクチン接種後の急性心筋炎と急性心膜炎の発症率は、新型コロナウイルス感染後の急性心筋炎と急性心膜炎の発症率に比較して極めて低く、またその大半は軽症であることを指摘したうえで、「ワクチン接種による利益は、ワクチン接種後の急性心筋炎と心膜炎の危険性を大幅に上回る」としている。声明は、国内外において、ごく稀に、新型コロナワクチンの接種後に軽症の心筋炎・心膜炎を、1回目よりも2回目の接種後に、高齢者よりも思春期や若年成人に、女性よりも男性に、より多く発症しているとする報告を受けたもの。
◎参考サイト:新型コロナウイルスワクチン接種後の急性心筋炎と急性心膜炎に関する日本循環器学会の声明【PDF】
(公開日 : 2021年08月05日)