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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2021年8月24日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。ワクチンも進まぬ接種夏疲れ。
直近3日間のコロナワクチン総接種回数一日当たり85万回程度。
9月初旬の8割完了目標、政府は道筋・段取り示す必要。 - 糖尿病の人は、より筋肉量が低下しやすいことが明らかに <広島大学>
広島大学は8月2日、同大の研究グループが、2型糖尿病のある高齢者では特に筋肉量低下のリスクが高くなることを明らかにしたと発表した。研究グループは、「ゆうぽうと健診センター」が関東で実施した65歳以上の健診データ、6,133人分から、各年齢群での糖尿病と筋肉量低下の関係を評価。筋肉量の代替指標としては血清クレアチニン値を利用した。その結果、糖尿病群でも非糖尿病群でも加齢とともにクレアチニン値は低下するが、糖尿病群では男女とも、よりクレアチニン値が低くなった。また、クレアチニン値が低くなる(25%tile以下、男性 61.9μmol/L、女性 53.0μmol/L)割合をみたところ、早期高齢者(65~69歳)、中期高齢者(70~74歳)、後期高齢者(75歳以上)の群のいずれでも、糖尿病群は非糖尿病群に比べ、クレアチニン値が低くなる傾向がみられた。この傾向は、特に75歳以上の後期高齢者でより顕著だったという。これらの結果から研究チームでは、加齢は糖尿病と低クレアチニン値(筋肉量の低下)の関係に影響をおよぼすことや、糖尿病の人が後期高齢者になると、筋肉量が低下するリスクがより高くなることが明らかになったとしている。
◎参考サイト:プレスリリース
- 退院支援サービスの提供を10月から開始 <メドピア株式会社>
メドピア株式会社は8月12日、株式会社クレディセゾンとの共同事業である、退院支援サービス「YoriSoi(ヨリソイ)」を10月から開始すると発表した。「YoriSoi」は、病院が、患者・家族や受入先(介護施設・在宅医療サービス提供者等)との間で行っている退院調整業務をサポートするサービス。専用プラットフォーム上で、病院が退院予定の患者情報を登録、そのニーズを可視化することで、受入先が受け入れを申し出ることができる。メドビア社では「YoriSoi」について、病院の退院調整業務の効率化に加え、患者の療養先の選択肢を広げ、よりニーズに合った療養先を簡単に見つけることを可能にする退院支援プラットフォームを目指していく、としている。
◎参考サイト:プレスリリース
(公開日 : 2021年08月24日)