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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2022年10月4日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、ポストコロナ。全数把握簡略化から1週間。
患者数急減傾向、死者数は著変なし。
10月3日の全国感染者数は1万4,788人、死者数は66人。
直近の一日当たりのワクチン3回目接種者2万2千人。累計は82,390,386人。接種率65.4%。
4回目は一日当たり14万人。累計は34,866,324人。
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- 新型コロナワクチン、感染予防効果が高いのは「2回目までファイザー、3回目モデルナ」か? <東京大>
東京大学は9月18日、新型コロナワクチンの組み合わせについて、一次接種(1、2回目)がファイザー社製、ブースター接種(3回目)がモデルナ社製という組み合わせが、感染予防効果が高いとする調査結果を発表した。同大学院・大野幸子特任講師らによる研究グループは、VRS(ワクチン接種記録システム)およびHER-SYS(新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム)のデータを用いて、2021年11月22日までに16歳以上のファイザー社製ワクチンによる一次接種完了者15万4,925人を同定。22年4月15日まで追跡した。その結果、コロナ感染者の割合は、ファイザー社製ワクチンによるブースター接種群が1.4%、モデルナ社製によるブースター接種群が0.7%、ブースター接種なし無得が4.9%だった。年齢、性別、2回目接種からの日数を調整し解析した推定ハザード比は、ファイザー社製ブースター接種を基準にすると、ブースター接種なしが1.72、モデルナ社製ブースター接種が0.62だった。研究グループでは、この結果について「いまだ不明な点が多いワクチンの組み合わせとその有効性について新たな知見を与え、個人の意思決定やワクチンの確保・流通の政策立案に寄与すると考えられる」としている。
◎参考サイト:プレスリリース【PDF】
- 新型コロナワクチン、健康被害申請で66件を認定 <厚生労働省>
厚生労働省は9月22日、新型コロナワクチンによる健康被害について有識者による審査部会を開き、健康被害申請があった84件のうち66件について、健康被害があったと認定された。内容としてはアナフィラキシー、アナフィラキシー様症状、急性アレルギー反応が半数近くを占めた。否認は13件で、12件が「通常起こりうる副反応の範囲内」、1件が「因果関係を否定する明確な根拠はないが、通常の医学的見地によれば否定する論拠がある」とされた。保留は5件だった。これまでの累積は、申請受理件数が4,424件、認定件数が986件、避妊件数が82件、保留が26件となっている。
◎参考サイト:第151回 疾病・障害認定審査会 感染症・予防接種審査分科会
(公開日 : 2022年10月04日)