2019年7月26日のヘッドライン

• タスク・シフティング――自身の判断で医行為ができる看護師制度を要望　＜日本看護協会＞
  日本看護協会は7月4日、根本厚労相に2020年度予算・政策に関する要望書を提出しました。要望書には、医師の指示を待たず、自身の判断で一定の医行為を実施できる看護師「ナース・プラクティショナー」（NP）創設に向けた検討の場を設けるなどの内容を盛り込まれています。


• タスク・シフティング――15学会・団体からヒアリング実施　＜厚生労働省＞
  厚生労働省は7月17日、日本外科学会など15学会・団体から、医師から他職種へのタスク・シフティングについて意見聴取を行いました。日本看護協会が要望している「ナース・プラクティショナー」など、医師の働き方改革推進の動きのなかで、タスク・シフティングに向けた動きが広がっています。
  ただし、安全な医療を守るためには、医師による“メディカルコントロール”の下で業務を行うことが原則であり、慎重な議論が望まれるところです。