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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2019年11月19日のヘッドライン

  • 薬局の地域偏在、解消せず <厚労省・衛生行政報告例>
    薬局の地域偏在は中医協等でも議論されているが、相変わらず解消されていないことが、厚生労働省の2018年度「衛生行政報告例」(10月31日公表)でわかった。人口10万当たりの薬局数は、最高が佐賀の63.4で、山口(58.5)、広島(57.3)、福岡(57.1)と続く。最低は福井の37.9で、千葉(39.1)、埼玉(39.4)、沖縄(39.4)となっている。全国平均は47.1。薬局が存在しない町村は北海道が最多で27。以下、長野(14)、福島(12)、奈良(11)と続き、全国では144となっている。
    ◎参考サイト:平成30年度衛生行政報告例の概況(厚労省)
    ◎参考サイト:衛生行政報告例(e-Stat)

  • 「サポート薬局制度」利用進まず <厚労省発表>
    小規模薬局同士が連携して在宅医療に参画するための「サポート薬局制度」の利用が、2割に満たないことがわかった。厚生労働省が11月6日の中医協総会で明らかにした。当日は日本薬剤師会常務理事の有澤賢二氏が、地域包括ケアシステム推進のうえで、薬局間連携が進む施策の検討を要望。日本医師会常任理事の松本吉郎氏は、薬局間連携の評価に当たっては、大手調剤薬局チェーンがグループ内で連携を完結しないような制度設計を求めた。
    ◎参考サイト:中央社会保険医療協議会 総会(第430回)議事次第<グループ薬局の利用状況は在宅医療(その1)にあり>

  • 医師によるクリスマス・チャリティコンサートを開催 <日本医師会>
    公益社団法人日本医師会は、今年で第6回目となるクリスマス・チャリティコンサートを2019年12月15日(日)に開催する。チャリティを目的としており入場料は無料。当日会場にて募金を募り、集まったお金は国境なき医師団日本および難病の子供・家族を支援する団体等への寄付を予定。お申し込み方法などの詳細は下記チラシ参照。
    ◎案内チラシ:第6回 医師たちによるクリスマス・チャリティコンサート(PDF)

(公開日 : 2019年11月19日)