マネジメントを考える十ヵ条シリーズ No.2

倶楽部オベリスク(eアカデミア)で毎月配信中のマネジメントに役立つヒント十ヵ条の一部を公開しています。

[MG10]No.2 月次会計システムを考えるヒント十ヵ条

(執筆者)俯瞰マネジメント研究会 | 中村十念 


マネジメントを考える十ヵ条シリーズ(MG10)とは

保険診療市場の縮減・働き手の減少などで、医療市場の先行きは厳しいサバイバル競争です。生き残りのために必要なことは「考える」こと。倶楽部オベリスクのeアカデミアコースでは”考えるためのヒント”を提供しています。三人寄れば文殊の知恵です。当サイトではその一部を公開しています。もしご興味がございましたら、是非倶楽部オベリスクのeアカデミアコースへご加入ください。


1.医療市場は右肩下がりである。わが国全体の受診総日数(入院+外来)は、2014年度で21億4000万日であった。それが2018年度では21億1000万日。5年で3,000万日減、▲1.6%である。

2019年度の新生児数は、90万人を大きく切って85万4000人。人口減少はどんどん進み、それと相関して医療市場も縮減する。


2.市場が縮減すると、必然的に生じるのが生存競争。俯瞰的にみると医業の再生産が不能になる機構や組織の現出である。病院の一部では既に建て替え費用が用意できていないところがある。再生産不能防止のために必要なことは、現状の掌握である。掌握のための会計学的スキルとして、月次会計システムがある。システムとは(1)月次試算表の作成と(2)観察・行動の2つの要素によって構成される。


・・・続きをご覧になりたい方は「倶楽部オベリスク」のeアカデミアコースにご入会下さい。

(公開日 : 2020年02月10日)