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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2020年6月18日のヘッドライン

  • 備えよ次に。大阪で、コロナワクチン国内初の治験へ
    阪大チーム開発と大阪府発表。
    6月30日(火)から順次拡大、10月には数百人規模へ。
    年内に20万人分のワクチン製造を期待。

  • 新型コロナウイルスに感染した透析患者109人に <日本透析医学会 など>
    日本透析医会、日本透析医学会、日本腎臓学会の新型コロナウイルス感染症対策合同委員会は6月5日、「透析患者における累積の新型コロナウイルス感染者数」を発表した。それによると6月5日午前8時時点で、新型コロナウイルスに感染した透析患者は109人、うち死亡者は18人だった。年代別では患者数が最多なのが70歳代の34人(全体の32.7%)。死亡者数では80歳以上の7人(死亡率29.2%)が最多だった。地区別では東京地区が感染者数、死亡者数ともに最多で、それぞれ35人、7人だった。次いで東京を除く関東地区(感染者数24人、死亡者数5人)、近畿地区(同21人、3人)となっている。
    ◎参考サイト:透析患者における累積の新型コロナウイルス感染者数(日本透析医学会)

  • 肺炎球菌ワクチンの適応追加 全年齢に接種可能に <ファイザー株式会社>
    ファイザーは5月29日、沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン(商品名:プレベナー13水性懸濁注)の適応として、肺炎球菌による疾患に罹患するリスクが高いと考えられる者に対する「肺炎球菌による感染症の予防」の製造販売承認事項一部変更承認を取得したと発表した。 これまで日本では、生後2カ月から6歳未満の小児と、65歳以上の高齢者に対する接種が行われてきたが、6歳から65歳未満に対する接種への適応はなかった。しかし欧米をはじめ80カ国において、生後6週~18歳未満の小児、ならびに全年齢の成人に対する接種がすでに承認されており、2017年には、乳幼児および高齢者以外の肺炎球菌による疾患への罹患リスクを有する人への接種を可能とすることを求める要望書が予防接種推進協議会から厚生労働省に提出されていた。 今回の承認により、全年齢において肺炎球菌による疾患に罹患するリスクの高い者への接種が可能となった。
    ◎参考サイト:ファイザー株式会社 プレスリリース

(公開日 : 2020年06月18日)