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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2020年6月29日のヘッドライン

  • 備えよ次に。28日(日)の都内感染者数60人と高止まり
    7月5日(日)投票の都知事選でのコロナ対応具体策の論戦緩く。

  • 日本人の疾患に関わる遺伝的変異を同定 アジア最大規模のゲノム解析で <理化学研究所・東京大学など>
    理化学研究所や東京大学などからなる研究グループは6月8日、日本人21万人のゲノムデータを用いたゲノムワイド関連解析(GWAS)の結果を発表した。今回のGWASでは、42疾患について発症に影響がある遺伝的変異を調べた結果、27疾患に関わる320の遺伝的変異を同定、うち25変異は欧米人を対象とした研究では検出されなかった新しい変異だったという。グループは、「ゲノム研究の対象が欧米人に偏っているという、現在のゲノム研究の大きな問題点の改善にも貢献が期待できる」としている。
    ◎参考サイト:プレスリリース 
    ◎参考サイト:プレスリリース(PDF)

  • 低年齢でのスイミングスクールへの参加、喘鳴・鼻炎の予防・治療効果なし <成育医療センター>
    国立成育医療研究センターは6月15日、低年齢でのスイミングスクールへの参加は、その後の喘鳴や鼻炎に対して予防や治療効果がないとする研究結果を発表した。同施設で2003年から一般の小児を対象として行ってきた出生コホート研究において、3歳でスイミングスクールへ参加している子どもが5歳時に喘鳴や鼻炎が少なくなるのか、関連性を調査した。その結果、3歳時点でスイミングスクールへ参加し喘鳴あるいは鼻炎がない子どもでは、スイミングスクールの参加と喘鳴や鼻炎に関連がない(予防効果がない)こと、3歳時点で喘鳴あるいは鼻炎がある子どもでも同様に関連がない(治療効果がない)ことがわかったという。
    ◎参考サイト:プレスリリース

(公開日 : 2020年06月29日)