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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2020年7月31日のヘッドライン

  • 備えよ次に。新感染者数 大都市集中型に
    1都3県・大阪・愛知・福岡で1,000人超。
    総数1,304人の約80%。致死率は2.9%に低下。

  • GLP-1受容体作動薬適応外使用で学会が警告 <日本糖尿病学会>
    7月9日、日本糖尿病学会は、2型糖尿病治療薬であるGLP-1受容体作動薬が一部のクリニック等において美容・痩身・ダイエット等を目的とした自由診療で処方されていることについての見解を発表。現在、一部のGLP-1受容体作動薬について健康障害リスクの高い肥満症患者に対する臨床試験が実施されているがまだ結果は出ておらず、2型糖尿病を有さない日本人における安全性と有効性は確認されていないと強調した。
    そのうえで、本学会専門医による不適切な薬剤使用の推奨は糖尿病専門医に対する国民の信頼を毀損するもので学会として認められるものではないと警告している。
    ◎参考サイト:GLP-1受容体作動薬適応外使用に関する日本糖尿病学会の見解

  • 老化細胞を除去する新規治療ワクチン 糖尿病モデルマウスでの治療効果を確認 <大阪大学>
    大阪大学は5月19日、老化細胞を生体から除去する治療ワクチンの開発に成功したことを発表した。老化細胞は、分裂を停止して増殖しない状態にある細胞で、近年、この老化細胞から炎症性サイトカインなどが多量に分泌され、周辺の細胞に悪影響を及ぼし細胞老化を促進している現象が報告されている。大阪大学大学院医学系研究科の中神教授らの研究グループは、老化T細胞除去を目的とした治療ワクチンを作製。高脂肪食で肥満にさせ内臓脂肪で老化T細胞(PD-1陽性/CD153陽性細胞)が増加したマウスにCD153を標的としたワクチンを投与したところ、老化T細胞の増加抑制、糖尿病の改善を認めた。
    研究グループは、老化T細胞は糖尿病だけでなく様々な老化関連疾患への関与が考えられるため、複数の疾患への治療法としての可能性も考えられるとしている。
    ◎参考サイト:大阪大学 プレスリリース