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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2020年10月22日のヘッドライン

  • 備えよ、次に。秋の陣、今のところインフル流行無し
    9~10月は1週間20人以下の患者数。例年は数百~数千人規模。
    南半球の冬場の6~8月、オーストラリア、チリ、南アフリカで患者数減少と、米疾病対策センター(CDC)報告。

  • 発熱患者の外来診療・検査体制を整備する医療機関に補助 <厚生労働省>
    厚生労働省はこのほど、インフルエンザ流行期に備えた発熱患者の外来診療・検査体制確保事業の概要を公表した。 この事業では、発熱患者等専用の診察室(時間的・空間的分離を行い、プレハブ・簡易テント、駐車場などで診療する場合を含む)を設けて、発熱患者等を受入れる体制をとった場合に、その体制確保に要する経費について支援するもの。都道府県から「診療・検査医療機関(仮称)」の指定を受けて発熱患者等専用の診察室を設けたにもかかわらず、実際の受診者数が少なかった場合に所定のルールにより支援を受けることができる。
    ◎参考サイト:「令和2年度インフルエンザ流行期に備えた発熱患者の外来診療・検査体制確保事業」について

  • 介護保険サービス利用者の4人に1人、1年間で内容が同じケアプラン <財務省調べ>
    財務省は10月7日、「令和2年度 予算執行調査の調査結果の概要」(10月公表分)を明らかにした。厚労省分の中ではケアプランについて、1年間で内容が同じプランが一定程度(約4人に1人)存在したことを明らかにした。そして、このような事態を防ぐため、ケアマネジメントにも利用者負担を設定し、利用者自身がケアマネジメントの質に関心を持つようすることを提案している。そのほか、福祉用具貸与だけのケアプランが全体の6.1%を占めていることも指摘。これについては、保険給付による貸与から販売に変えることで、ケアマネジメントの費用は不要になると指摘。介護保険サービスを利用していない人との公平性の観点からも、要介護度に関係なく給付対象となっている歩行補助杖や歩行器、手すりなどについては、販売にすべきとの見解を示した。
    ◎参考サイト:令和2年度 予算執行調査の調査結果の概要(10月公表分)【PDF】

(公開日 : 2020年10月22日)