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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2020年12月22日のヘッドライン

  • 備えよ、次に。累計死者数、本日にも3,000人超す見込み
    12月は3週間で813人増。
    1ヶ月では1,000人突破確実、猛スピード化。

  • 急性期脳卒中の医療の質を評価するプログラムを開発 医療現場の負担減で実現<国立循環器病研究センター>
    国立循環器病研究センターは11月30日、日本の急性期脳卒中の医療の実態を高精度に把握するプログラムを開発したと発表した。急性期脳卒中の医療の質の評価は、DPC(入院医療費の支払い制度)情報に加え、来院してから治療までの時間情報などが必要だが、臨床現場の情報収集にかかる負担が大きいことなどからこれまで実現していなかった。今回開発したプログラムは、医療の質の測定に必要となる項目のうち6割をDPC情報からあらかじめ入力するというもの。参加施設の負担が軽減されたほか、DPC情報をもとにした入力情報も9割以上の正確性を有することを確認したという。
    ◎参考サイト:プレスリリース(国立循環器病研究センター)

  • COVID-19患者の血栓症発症率は1.85% <厚労省研究班等>
    12月8日、厚生労働省難治性疾患政策研究事業「血液凝固異常症等に関する研究」班、日本血栓止血学会、日本動脈硬化学会は合同で、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)関連血栓症に関するアンケート調査の結果を公表した。
    全国の病院から寄せられた6,000例を超える症例から、COVID-19患者における血栓症の発症率は全体で105例・1.85%であることがわかった。発症部位は(重複回答あり)、症候性脳梗塞22例、⼼筋梗塞7例、深部静脈血栓症41例、肺血栓塞栓症29例、その他の血栓症21例だった。重症度別では、軽・中等症症例では0.59%と低かったが、人工呼吸・ECMO中の症例では56例・13.2%と高率に発症したことも示された。
    調査は、2020年8月31日までに入院したCOVID-19患者を対象とし、全国の399病院にアンケートを送付、をCOVID-19関連⾎栓症に関するアンケートを送付し、109病院から回答を得た。
    ◎参考サイト:COVID-19 関連⾎栓症アンケート調査結果報告【PDF】

(公開日 : 2020年12月22日)