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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2021年1月25日のヘッドライン

  • 備えよ、次に。Withコロナ、緊急事態宣言折り返し
    在宅療養者3万5,000人超に(1月23日時点)。
    致死率は1.4%と著変無し。
    変異種確認されるも、影響不明。

  • 新型コロナで市民に対し注意喚起 <日本医学会連合・日本医学会>
    日本医学会連合、日本医学会は1月13日、一般市民向けに「新型コロナウイルス感染症に関する注意喚起」を公表した。
    高齢者や基礎疾患(慢性閉塞性肺疾患・慢性腎臓病・糖尿病・高血圧・脳心血管疾患・肥満症など)を持つ人、妊婦、悪性腫瘍闘病中で免疫不全状態にある人は、重症化の危険性が高いことを示したうえで、専門家による出来るだけ早期の確実な診断と適切な治療を求めた。そして、新型コロナウイルス感染症に関しては、肺炎などの症状が見られれば、 PCR 検査等の結果を待たず、必要な治療が開始されるとし、発熱や息苦しさなどの症状が出た場合には、速やかに受診中の医療機関に連絡するよう求めた。また、ステロイド・免疫抑制剤や生物学的製剤などを服用中の患者に対しては、感染した場合には自己判断で休薬せず、予めどのようにしたらよいか、医師に相談しておくよう求めている。
    ◎参考サイト:新型コロナウイルス感染症に関する注意喚起/ 日本医学会連合日本医学会【PDF】

  • COPD治療薬の3剤配合吸入薬に気管支喘息の適応追加 <グラクソ・スミスクライン株式会社>
    昨年11月27日、呼吸器疾患治療薬フルチカゾンフランカルボン酸エステル/ウメクリジニウム臭化物/ビランテロールトリフェニル酢酸塩(商品名テリルジー100エリプタ14吸入用、同エリプタ30吸入用)の適応に気管支喘息が追加された。同時に、気管支喘息に適応を限定した、同一成分でフルチカゾンフランカルボン酸エステルを増量した「テリルジー200エリプタ14吸入用、同エリプタ30吸入用」の製造販売も承認された。
    テリルジー100は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)と気管支喘息の2つに適応を持つ初の3剤配合吸入薬であり、COPDと喘息のオーバーラップ(ACO)の治療薬としても期待される。また、気管支喘息患者が、2剤もしくは3剤を併用する場合、服薬アドヒアランスの低下が課題となっているが、3剤配合吸入薬は、アドヒアランスの向上にも役立つと考えられている。
    ◎参考サイト:グラクソ・スミスクライン株式会社 プレスリリース

(公開日 : 2021年01月25日)
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