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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2021年4月16日のヘッドライン

  • やり切ろうワクチン。Postコロナ。ワクチン接種速報。
    高齢者4,600人、一日当たり約1,500人。 医療従事者115万人。1日当たり約2万人。(4/14までの集計) 遅すぎないか接種スピード。
    ※人数は1回目接種者の数。首相官邸HP( https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/vaccine.html )より。

  • 生物学的製剤の投与中止によるRA再燃を予測 <東邦大学>
    東邦大学医学部の亀田秀人教授らの研究グループは3月26日、生物学的製剤の投与を中止した関節リウマチ(RA)患者について、血液中の2つのバイオマーカーを組み合わせることでRAの再燃を高い精度で予測できることを見出したと発表した。
    生物学的製剤により3カ月以上維持していたRA患者のうち、投与を中止した36例を対象に再燃の有無などを観察、その結果、投与中止時の可溶型TNF受容体1(sTNFR1)の血中濃度が低く、インターキロン(IL)-2濃度が高ければ、83%の患者が2年間にわたり寛解状態を維持できた一方、投与中止時のsTNFR1の血中濃度が高い場合は、IL-2濃度によらず、ほとんどの患者が再燃を生じたという。この結果から研究グループは、「sTNFR1とIL-2を組み合わせることで、生物学的製剤投与中止後の寛解維持を予測できると考えられる」「今後関節リウマチにおける生物学的製剤の投与中止がより適切に行われ、医療経済にも良い影響を及ぼすことが期待される」としている。
    ◎参考サイト:プレスリリース

  • PHRを活用したデータ利活用サービス開発検討で協業を開始 <㈱MILIZEなど>
    株式会社MILIZEは3月30日、個人が一生涯の健康・医療情報を自ら管理するパーソナルヘルスレコード(Personal Health Record:PHR)を活用したデータ利活用サービスを開発検討するため、関係者と協業を開始したことを発表した。同社と協業するのは、三井住友信託銀行、特定非営利活動法人日本サスティナブル・コミュニティ・センター(SCCJ)国立病院機構京都医療センター医療情報部長の北岡有喜氏の三者。
    今後四者は、北岡氏が開発しSCCJが運営する、個人向け健康情報管理サービス基盤「ポケットカルテ」との連携によるデータ利活用サービスの開発検討を行っていく。
    ◎参考サイト:プレスリリース

(公開日 : 2021年04月16日)
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