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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2021年5月24日のヘッドライン

  • やり切ろうワクチン、Postコロナ。今週、ワクチン接種一挙に前進期待。
    国営大規模接種施設 本日から稼働。一部自治体でも。 ワクチン製品追加など好材料出揃う。

  • 新型コロナで8,600人の肺がん新規患者が診断と治療の機会逸したと推計 <日本肺癌学会>
    日本肺癌学会は5月1日、新型コロナウイルス感染症が肺がん診療に及ぼす影響に関する調査結果を公表した。調査は同学会評議員が所属する施設およびがん拠点病院490施設に対し、2019年と2020年の1月~10月の10カ月間の患者数の比較などを聞いたもの。124施設から回答を得、116施設分のデータを解析した。その結果、肺がん治療の新規患者数は、2019年の1万9,878人に対し、2020年は1万8,562人と6.6%減少した。この結果について同学会では、「原発性肺がんの年間患者数が約13万人であることから、6.6%の新規患者が診断と治療の機会を逸したと考えると、約8,600人に相当する」としている。
    ◎参考サイト:日本肺癌学会・お知らせ

  • 都道府県の新型コロナへの対応状況を評価、ランキング化 <慶應義塾大学>
    慶應義塾大学は4月26日、47都道府県の新型コロナウイルスへの対応状況のランキングを公表した。商学部の濱岡豊教授が、「健康影響」「対策」「市民の協力」「経済影響」の観点から選定された10指標(人口当たり累積陽性者数、累積陽性者あたり累積検査人数、人口当たり受入確保病床数、人流、消費支出金額の前年比など)により評価しランキング化した。総合ランキング上位には鳥取県、島根県、下位には大阪府、東京都が位置づけられた。最上位の鳥取県は「累積陽性者あたり累積検査人数」「人口あたり受入確保病床数」という「対策」についての 2 項目が突出しているほか、全般的に良好な状況となっていた。一方、最下位の大阪府はいずれの指標も低くなっており濱岡教授は、「全体的に対策を立て直す必要があることが明らかになった」としている。
    ◎参考サイト:プレスリリース

(公開日 : 2021年05月24日)
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